天日槍命の二神に纏わる『国占め』の物語が幾つか残されて
います。本日はその中のひとつ『揖保丘』の物語を。
3年前に描いた作品です。
いつものようにペン入れもせず放置中。
読みづらい部分があったらスマン。(;´Д`A

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【播磨国風土記より】
ある日、揖保の郡に新羅国から渡ってきたという
『天日槍命』という神がやってきます。 揖保川の川口にて
天日槍命は葦原志挙乎命(大国主) に向かって…
「あなたはこの国の主たる方である。
私の泊まる宿の世話をして欲しい」
葦原志挙乎命は「海の中ならよろしいでしょう」と言って
天日槍命の上陸を許しませんでした。
そう言われた天日槍命は海へ出て行き劍で海水を掻き回し、
塩の上に横になって浮かんだまま休みます。
これを見た葦原志挙乎命は天日槍命の威力盛んな業に恐れ、
「これは先に土地を占領しておかねば大変な事になる!」
と丘の上に登って大慌てでご飯をかきこみます。
あまりに慌てて食べていた為に飯粒がこぼれてしまい、
そのためこの丘は『粒(いいぼ)』と名付けられました。
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注意:作品の無断転載を禁ず。某SNSで公開した物と同じです。
神様に対して失礼かもだけど、大慌てでご飯をかきこんで
ポロポロ飯粒をこぼす大国主さんの姿を想像すると
妙に可愛いというか萌えてしまうのは私だけでしょうかねw
その後『粒』は『揖保』と名前を改められました。
葦原志挙乎命と天日槍命。
この二柱の神は顔を合わせるたび角を突き合わせるかの
ように領地をめぐって対立していたそうです。

播磨国風土記に伝わるこの物語ゆかりの『中臣印達神社』へ、
二年前に参拝した記録がありますので写真と共に紹介致します♪
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-482.html
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