いま、あちこちからファンが集まってくる神社らしい。
「神社」と聞くと、神社好きとしては反応せざるをえなくなり、
特に知らない場所だと余計に調べたくなってウズウズしてしまうw
そんなわけで、調べてみた。
■弓弦羽神社(ゆづるは神社)
http://www.yuzuruha-jinja.jp
御祭神:伊弉冉尊・事解之男命・速玉之男命
(三柱合わせて『根本熊野三所大神』という)
社伝によれば、往古、神功皇后三韓より御凱陣の時、長門國豊浦より
摂津國難波浦に向かわれる途中、忍熊王が兵を挙げたのをお知りになり、
皇后自ら当地で弓矢甲冑を納めて熊野大神を斎奉しご祈念されたところ、
戦には大勝し、それより後は諸々の願い事は、全て御心のままに
叶いました。この故事により、神社背後の秀麗な峰を弓弦羽嶽(弓矢)
とも六甲山(甲冑)とも言います。又、神功皇后がこの里の泉(澤の井・
阪神御影駅南)に、お姿を写しになった故事によりこの里は「御影」
となりました。
8世紀末に、この弓弦羽ノ森(ゆづるはのもり)を神領地と定め、
嘉祥2年(西暦849年)正月14日神祠を造営して改めて
熊野大神をお祀りいたしました。この時、熊野那智大社の別當慶覚は
「摂津國灘浦遊鶴羽之峯権現の故事当文庫に記録あり云々……」
と祝文を送ったと言います。(弓弦羽神社ホームページより)
★お祀りされる神様の解説:
伊弉冉尊は日本の国土を産み、そして多くの神を産んだ女神。
事解之男命は日本書紀に記載される男神で、神格は魔除け。
速玉之男命は玉の光の如き霊力を持つ男神。
『弓弦羽神社』では八咫烏がシンボルとなっていますね。
八咫烏は、記紀では神武天皇を大和国まで道案内をした道開きの神。
(高皇産霊尊の曾孫『賀茂建角身命』の化身と言われている)
八咫烏といえば有名なのが、サッカー日本代表のシンボルマークにも
なっていますね。勝利に導いてくれる神様でございます。
社伝にもある通りこの神社は、
戦勝祈願にバッチリ御利益がありそうですね。
最初にも言いましたが、いま、弓弦羽神社で羽生選手のファンが
参拝をし、勝利を祈願して絵馬を奉納しているとの事。
「誰かが誰かのために祈る」
…これが本来神社にあるべき姿だと私は思っています。
その人の為を想い、純粋な気持ちで祈る。
これって凄く大事なことですよ。(記事:SERUNA)
そうそう!
ところで今回、みんなの願いが届きましたね。
もちろん、選手の実力が凄かったからというのもありますが。
羽生選手、金メダルおめでとう!( ^ω^ )ノ
羽生選手よかったですね^^
ニュースで弓弦羽神社のことを知りました。
これから参拝者が激増するのではないでしょうか。
実は私はこの辺の高校出身なのですが、当時は神社に何の興味もなく、この神社の存在も初めて知りました。
御影や六甲山の名前の由来も教えてくださりありがとうございます。
神功皇后由来とは・・・由来を知るとその土地への親しみもぐんと増します。
最近は市町村の合併や統合で昔の地名がなくなってしまうことがありとても残念です。
ある意味、経済的な勝手な都合で歴史を抹殺する行為であるわけで、現代まで伝えていただいたご先祖さまに申し訳が立たないと思います。
日本のすばらしい歴史・伝統・文化を大事にしていきたいですね。
フィギュアファンの間では知られた神社で人気だったんですよね。
でも、この神社だけでなく、
選手が足を痛めてると聞けば健脚の御利益がある神社に足を運び、
腰痛に悩まされていると聞けば腰に御利益のある神社にお願いしに行く。
日本のフィギュアファンは本当に熱心ですし、また素敵な心の持ち主だと思います。
いつもコメントありがとうございますー♪
私もこの神社については初めて知りました。
全国各地にはまだ自分が知らない神社がたくさんあるので、
もっと知って勉強せねばいかんなと。コンビニの数よりも遥かに多いので
頭に入れていくのが大変そうではありますが… (;´Д`A
>昔の地名がなくなってしまうことがありとても残念です。
ずっとそこで残されている地名には意味があって、
「その場所で何があったか」という歴史がそこから見えてくるのですよね。
合併や統合で、それでもその名前がミックスされて残ればまだいい方なのですが、
完全に姿を消してしまうのは実に勿体無いことだと私も思います。
(そういえば昔、山梨の『南アルプス市』の名前には卒倒したことが…w)
地名ひとつにしても、そこには物語があり、歴史がある。
意味も中身もないものに変えられてしまうのはとても悲しい事。
みんなで大事にして行きましょう♪
いつもコメントありがとうございますー♪
>日本のフィギュアファンは本当に熱心ですし、また素敵な心の持ち主だと思います。
あ!そういえば記憶が確かなら以前、
るるさんの日記で読んだ事があるような気がします。
あれはお寺さんへ祈願しに行くファンの話でしたっけ??
みんな優しいなぁ、いいなぁって感じました。
「○○選手の脚が治りますように」「○○選手の体調が良くなりますように」
…自分のことではなく、誰かのために。
祈って、願いが叶えばその人が幸せになれるし、自分も嬉しい。
これぞ日本の「和」の心です。
ファンが神社で選手のために手を合わせている映像を見ました。
ニッポン、まだまだ捨てたものじゃないですよね。