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夜の善光寺を見たくて再訪問。
途中の道、「ぱてぃお大門」の所(旧北国街道と406号線の
交差点辺りにあるお店)に綺麗にライトアップされた桜が。
めちゃくちゃ綺麗だったので写真に収めてみた。


【善光寺・夜の仁王門】


夜見る仁王像は、明るい時間帯とはまたちょっと違った雰囲気
を醸し出しているような気がします(しかも見易いし)。


仲見世。夜は何だか異世界に来たような感じ。
お店は閉まっているけどこれはこれで良い雰囲気。

善光寺の案内所にて。

----------------------------
むかし、信州善光寺から東に十里の信濃国小県郡に、
強欲で信心が薄く、善光寺に一度もお参りしたことのない
お婆さんが住んでいました。
ある日、お婆さんが川で布をさらしていると、
不意に一頭の牛が現れ、角に布を引っ掛けて走り出しました。
お婆さんは布を取り戻したい一心で牛を追いかけ、
遠く離れた善光寺までやってきました。
牛は善光寺の境内に飛び込むとふっと姿を消してしまい、
そして牛が持ち去ったはずの布は、善光寺如来さまのお厨子の
前にありました。牛の正体は仏さまの化身だったのです。
お婆さんは、自分を善光寺に導いてくださった仏さまに
感謝し、以来信心深くなって極楽往生を遂げたとのことです。
このお話は『牛に引かれて善光寺参り』と呼ばれ、
広く語り継がれました。
※このお話しは、長野県小諸市にある釈尊寺(布引観音)の
縁起としても語り伝えられています。お婆さんの家は善光寺
の近くにあったと言われています。
-----------------(案内所のパネルより)
みんなに撫でられてピッカピカになっている牛さん。
撫で牛あるある。

山門に着きましたよ。
時刻は19:30、この時間でも参拝に来る人がちらほらと。

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【三面大黒天像】
仁王門の背面にあります。
隙間からではよくわからないかもですが…

多分、大国様に向かって左手側のお顔が毘沙門天。

大国様に向かって右手側のお顔が弁財天。

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三面大黒天像
高村光雲・米原雲海 作
大正八年(1919年) 像高2メートル
俵に立つ大黒天に、毘沙門天弁財天の合体像として
あらわされた三面大黒天は、伝教大師叡山開基にあたり
出現した姿と伝えられ、飲食の神財福の神としての信仰が、
近世七福神の中心的存在として展開するに至りました。
当山並びに参拝者各位の家内安全・商売繁盛を御祈念し、
安置されたと考えられています。
この原型像は、境内の善光寺資料館で拝観いただけます。
------------------(善光寺 案内板より)
案内板についていた全体像の写真。
こんな風になっているらしい。

【三宝荒神像】
こちらも仁王門の背面に安置されています。
やっぱり少々見づらいかも。

隙間から何とか撮ってみた。

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三宝荒神像
高村光雲・米原雲海 作
大正八年(1919年) 像高2メートル
三面六臂忿怒形の三宝荒神は、不浄を嫌い、
火を使う神(かまどの神)として信仰を集めています。
三宝とは、仏教における「仏・法・僧」と呼ばれる
三つの宝物を指します。
当山は、過去十数度の火災にあった歴史があり、
善光寺のみならず参拝者各位の火除けも御祈念し、
安置されたと考えられています。
この原型像は、境内の善光寺資料館で拝観いただけます。
------------------(善光寺 案内板より)
同じく案内板についていた全体像の写真。
こんな風になっているらしい。

来た時には上手く撮影できなかった阿吽の仁王像。
時刻は18:00。明るさ的にもいい感じなので、
今度はガラホでもなんとか上手に撮影出来たかもです。


善光寺宿坊「淵之坊」の入口が綺麗だったので撮影。

来た時に撮影した絵馬のタヌキさんブロンズ像。

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山門上がってから見た景色。

向こうに仁王門が見えます。

もう少し右に向けてみる。

手水舎のあたりもういちど。

御本堂の方向。カメラを左から右へ。



門の上からの眺めは楽しいですね。



遠くに見える忠霊殿。

経堂。

放生池?のあたり。

門からおりてきました。
お坊さんたちが明日の打ち合わせのような事をやっていたので
撮影してみた。




【おまけ】善光寺ライブカメラ。
↑これを観ながら映っているのを確認して遊んだりもした。
少々ラグが出るようです。
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「駒返り橋通り」の辺りに来ました。

左手側を見ると…猿回しをやっていました。
お兄さんの掛け声でジャーンプ!


どんどん高くなっていくよ。



途中からしか見ていませんが、頑張ったお猿さんのために
100円ほど投げ銭してきました(少なくてゴメン)。

【山門(三門)】
重要文化財の「山門」に辿り着きました。1750年建立。
上層部は拝観可能。中には智慧の仏である文殊菩薩騎獅像、
四天王像、四国八十八ヶ所霊場ゆかりの仏像が安置されている。
回廊からは長野市を一望、本堂を上から見る事も。

善光寺といえばこの額。文字の中に五羽の鳩が隠れていて、
善の文字が牛に見えるというのは有名な話。

山門をくぐった所に絵馬掛けが。
門にかかる額と同じ形で、キラキラカッコいい絵馬。


時刻は16:22。
夕方だったためか人が少なかったです。

病気回復祈願の絵馬。

参拝者とご本尊のご縁を結ぶ、ありがたい柱。
このコロナ禍でしたから、アルコール消毒してからでないと
触れません。係員のおじさんが誘導していました。


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善光寺の御本尊「一光三尊阿弥陀如来」は、
ひとつの光背の中央に阿弥陀如来、向かって右に観音菩薩、
左に勢至菩薩が並ぶ、善光寺独特のお姿をされています。
白雉5(654)年以来の絶対秘仏であり、鎌倉時代に御本尊の
御身代わりとして「前立本尊」が造られました。
普段は御宝庫に安置されていますが、七年に一度の御開帳の時
だけ、特別にお姿を拝むことが叶います。 前立本尊中央の阿弥陀如来の右手に結ばれた金糸は五色の糸に
変わり、白い「善の綱」として、本堂前の回向柱に結ばれます。
その回向柱に触れることは、前立本尊に触れるのと同じこと。
ここにありがたいご縁が生まれ、その功徳ははかりしれません。
----------------(善光寺 公式サイトより)
【御本堂】
御本堂の中は撮影禁止でしたので撮っていません。
中に入場し正座をして読経を聞きましたが、面白かったです。
(あんなに早口でお経を唱えているのを聞いたのは初めて)

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1707年建立。国宝に指定される木造建築としては4番目の
大きさになります。本堂を俯瞰して見ると鐘を叩く道具である
撞木【しゅもく】(T字形)の形をしていることから、
撞木造りと呼ばれています。本堂は入り口を俗世、最奥を極楽
とした内部空間が広がっています。外陣【げじん】には人間を
裁く閻魔大王、内陣は俗世の救済者である弥勒菩薩と地蔵菩薩
が配され、最も奥の瑠璃壇【るりだん】には絶対秘仏の
一光三尊阿弥陀如来像が御安置されています。
本堂では毎日欠かさずお朝事が行われます。瑠璃壇の下には、
極楽浄土への往生が約束されるお戒壇巡りがあります。
----------------(善光寺 公式サイトより)
お戒壇めぐり(胎内めぐり)もやりました。
中は本当に真っ暗な漆黒の闇。壁に手をつけ進むのですが、
前を歩く人にぶつかっちゃって(おまけに渋滞していたので、
いちいち「進みまーす」とか「止まりまーす」と声かけてた)
「あっ!ごめんなさい!」を何度もやって、出口でお互いに
「何度もぶつかってすいませんでしたw」と笑ったりで、
なんだか可笑しかったです。
…でもって「極楽の錠前」はちゃんと触る事が出来ました。
この鍵に触れる事でご本尊と結縁が出来、極楽へ行けるそう。

善光寺の鐘。

御本堂から山門を振り返る。

もう一度御本殿を撮影。

ところで善光寺には「お血脈」という札があるそうで…
https://daikanjin.jp/information/oketsumyaku/
この札さえ手に入れれば、みんな極楽浄土へ行けるという
所謂「極楽行きのパスポート」だそうな。
千円で天国行けますよ。もっと早く気付いていれば…
これに絡めた落語があるそうなので是非聞いてみては?
あらすじでわかる落語「お血脈」を貼っておこう。
https://rakugo.xyz/koten-vol39/
(リンク先:落語のススメ)
★その3に続く。
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「善光寺」にやって参りました。
牛に引かれてはいませんが善光寺詣りです。


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御開帳
七年に一度、絶対秘仏である御本尊様のお身代わりとして、
まったく同じお姿の『前立本尊』様を本堂にお遷しして全国の
人々にお参りいただく盛儀です。現在の本堂建立(1707年)
の際、松代藩が普請奉行にあたったというご縁から、
毎回市内の松代町から『回向柱(えこうばしら)』が寄進され、
本堂前に立てられます。回向柱は、『前立本尊』の右手の中指
と“善の綱”で結ばれ、柱に触れる人々に“御仏”のお慈悲を
伝えてくれます。
----------------(善光寺公式サイトより)

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史跡 善光寺参道(敷石) 平成九年四月一日指定
善光寺参道(敷石)は、宝永四年(1707)本堂が仲見世堂
跡地蔵尊付近から現在地に移転陵エの後、七年目にあたる
正徳四年(1714)に完成した。
本堂普請の後、参道の路面状態が悪く、参詣人に難儀を
きたしていたため、正徳三年、本堂前の敷石が腰村(西長野)
西光寺住職単求の寄進により敷設、続いて境内入口の二天門跡
から山門下までの218間(97メートル)が江戸中橋上積町
(現日本橋三丁目)の石屋香注(大竹屋平兵衛)の寄進により
敷設された。(墓碑銘・大勧進日記)
-----------------------(↓続く)

----------------------------
伝説によると、平兵衛は、伊勢出身で江戸で財をなしたが、
長男が放蕩で家へ寄り付かなかった。ある夜、盗賊が入った
ので、突き殺すと、それが我が子であったという。平兵衛は
世の無常を感じ、家を後継者に譲り、巡礼の旅の途中善光寺
にきて、諸人の難儀を救うため敷石を寄付した。
平兵衛は後に茂菅静松寺で出家し、享保十一年(1726)に
没した。平兵衛の墓は、静松寺と普光寺 境内に今も残って
いる。その後も平兵衛の子孫は、敷石の修理をしていたという。
敷石は、山門上が幅四間、山門下から二天門跡までが幅三間
で、長方形の石が規則正しく敷かれている。西長野郷路山産の
安山岩製で総数7777枚といいならわされているが、
現在およそ七千枚が敷設されている。一部補修をうけているが、
大部分は当初のままで、これほどの規模を持つ近世以前の敷石
の参道は、全国的にも稀である。
------------------(善光寺 案内板より)
参道を歩いているとこんな施設が。
「兄部坊」…善光寺の宿坊だそうな。


同じく善光寺宿坊「白蓮坊」にはこんな絵馬があって、
ちょっと可愛かったので撮影してきました。
「むじな地蔵」なるものがあったけど、地蔵のデザインが
個人的に大嫌いなせんとくんと同じ奴が作ったっぽいので
なんかムカつくし、そいつだけ写さなかったです。
(可愛いタヌキと猫ちゃんワンちゃんの絵馬だけ撮影)


【仁王門】
参拝者を迎え入れる最初の門。
初めの仁王門は宝暦二年(1752)に建立されたそうですが、
大地震により二度焼失しているとか。現在の門は大正時代に
再建されたものとありました。




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現在の仁王門は、当県山形村の永田兵太郎をはじめとする
全国信徒の篤志により、大正七年(1918年)に再建され
ました。間口約十三メートル、奥行約七メートル、
高さ約十四メートル、屋根は銅瓦葺です。
仁王像および背面の三宝大黒天像は、近代彫刻の巨匠
高村光雲と米原雲海の合作です。「定額山」の額は伏見宮貞愛
親王の御筆によるものです。
------------------(善光寺 案内板より)
仁王像…この時は上手に撮れませんでした。
もう少し綺麗に撮影出来た物をあとでアップする予定。
スマホじゃ無いからうまくいかないモンだね。


【旧如来堂跡地蔵尊】


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旧如来堂跡地蔵尊
善光寺本堂は、古くは「如来堂」と呼ばれ、
皇極天皇元年(642年)の創建から元禄十三年(1700年)
までの間はこの場所にありました。この地蔵尊は、旧本堂内の
瑠璃壇(ご本尊・善光寺如来さまをご安置した壇)の位置に
建てられています。
------------------(善光寺 案内板より)
★その2に続く。
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