「大滝ダム」にやって参りました。
このダムは、2013年の完成まで約50年の歳月を費やして
作られたダムだそうです。



形式/重力式コンクリートダム
堤高/100m、堤頂長/315m
堤体積/約100万立方メートル


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大滝ダムは紀の川(吉野川)の「治水」「利水」「発電」
「流水の正常な機能の維持」を行う多目的ダムです。
1959年(昭和34年)9月の伊勢湾台風による紀の川の甚大な
被害をきっかけに計画されました。大滝ダムは国内初の
油圧式クレストゲートの採用、カスケード方式の放流設備など
の新技術が取り入れられています。
-----------------(大滝ダム 案内板より)
カメラを堤体から右側に向けて撮影。
この人工の湖は「おおたき龍神湖」と名付けられているそう。
「丹生川上神社上社」が湖底に水没しているが、平成十年に、
南西側の高台に遷座させているそうだ。



吉野川の方向を撮影。


堤体上部から撮影。非常用放流設備(クレストゲート)。
下に常用放流設備(コンジットゲート)が見える。

景色を眺めるだけでも良い場所かと思います。
皆さんもいかがでしょう。

最後に頂いたダムカードの写真を…


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大滝ダム
http://www.vill.kawakami.nara.jp/kanko/docs/2017022500102/
住所/吉野郡川上村大滝1051
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「私もダムカードが欲しい!集めてみたい!」となった人は
下記リンクを参照下さい。全国各地のダムで配布中です。
https://www.mlit.go.jp/river/kankyo/campaign/shunnkan/damcard.html
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今回の水害についても色々考えて欲しい人がいるからさ。
ダムがあるのと無いのでは全然違う。
台風が来ると思う事だけど、全国各地のダムも職員さんも
頑張って仕事しているんだよね。ありがとう。
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ダムの緊急放流への誤解と今後の課題
https://togetter.com/li/1416287
-------------(リンク先:togetterまとめ)
災害の話からちょっとズレるけどゴメンね。
(過去にダムの記事を書いた時にも何度か言った事だけど…)
ダムを作ることによって故郷を失う人もいる。
見学しにいくたびダム湖を見て少し悲しくはなるけれど、
それでもダムってやっぱり必要なものなんだよね。
誰かの犠牲があるからこそ助かっている人もいるわけで、
そのことだけは忘れず、たまにで良いから思い出してあげて
欲しい。
【プチ呟き】
あとは河川の堤防をもっといい感じになんとかせねばな…
頼むぞ、偉い人。
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「大野頭首工」にやって参りました。
重力式コンクリートダムで最大取水量は30立方メートル/秒。
規模としては小さいですが、これも一応ダムです。


こちらのダムも細かいことを省いて写真を淡々とアップ。
下の写真は桜と一緒に取水口を撮影してみたもの。

取水口に近づいて撮影。


なんかいっぱいドバドバ出てた。
専門用語でこの場所は「魚道」というらしい。


取水口を横から撮ったところ。

取水口付近。

川を撮影。


取水口の場所は通行が可能。

左手に見える建物は大野管理所。
ここでダムカードをいただいてきました。

再び取水口を横から撮影(遠景)。
雑草が生えまくってもう何がなんだか…


お世辞にもあまり美しくはないダムですが、
その側で桜が綺麗に咲いていたのでついでに撮影。


最後に頂いたダムカードの写真を。通常のカードと、
天皇陛下御在位三十年記念の特別カードの二種類です。
(※記念カードは現在配布を終了しています)




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新城市にある「宇連ダム(うれダム)」にやって参りました。
詳細/http://www.water.go.jp/chubu/toyokawa/
宇連ダムは直線越流型重力式コンクリートダム。
その大きさ2,842万立方メートル。ダム湖の名前は鳳来湖。





色々と細かいことは省略して淡々と写真をアップ。
堤体の上から湖を眺める。カメラを左から右に…



下の写真は宇連ダムの水源管理所。
管理所からカメラを右に…(下に見える川は宇連川です)



発電所について。

堤体の上から宇連川方面を覗く。


「鳳来湖」。

船をおろす所があったので近づいてみましょう。

「万理号」と名付けられた船がありました。

船の場所から堤体を写す。

最後に頂いたダムカードの写真を。通常のカードと、
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(※記念カードは現在配布を終了しています)




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下の写真からは、ダムから少し離れた場所より撮影。
何度も説明しますがここに訪れたのは桜の季節。あまりに桜が
綺麗だったのでつい、車から降りて撮影してしまいました。
目の前に見える湖は先ほどのダム湖(みどり湖)です。


桜はいいね。




こんな看板があったので全文転載しておきます。

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新豊根ダム建設に伴う桜の植樹について
この地域には、新豊根ダム建設以前に田鹿ダムがあり、
分地地域には発電所がありました。
昭和三十五年頃からダム建設の話が持ち上がり、昭和四十三
年に着工し昭和四十八年八月、発電と下流部の洪水調節を目的
としたダムが完成しました。完成当時住民からダム湖畔に桜の
植栽計画が湧き上がり、植栽を行うこととなりました。
当時は、苗木の販売もなく住民に呼びかけ桜の苗を集め栽培
しました。
豊根村には、愛知県天然記念物の粟世桜がありました。
ダム湖畔の桜は、粟世桜の二世・三世をはじめとする様々な桜
が、新豊根ダムまでの沿道十キロ間に約六百本植栽されており、
行き帰り楽しんでいただけます。
当時植栽された桜も大きく成長し、離村された方々の古里を
彩っています。平成に入り、下黒川区民により役場付近から
下流へ桜・花桃・紅葉等の植栽が行われ、春・秋と訪れる
お客様に癒しの場を提供しています。
この地域にも、国指定重要無形民族文化財の花祭が行われて
いました。ダム建設により豊橋市幸町を中心に離村された方々
が、故郷を偲び一月四日豊橋市御幸神社で盛大に花祭を行って
います。
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写真を撮った後も、しばしこの景色を堪能。
ため息の出るような美しさでした。
腰掛けて花見をしながらお弁当が食べたくなるね。



【おまけのおまけ】
桜を見たあと車を走らせていたらヤギさんがいたので…
この子、可愛かったなぁ。



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先ほどの場所より近づいて見れる展望デッキがありました。


ここから下を覗くとちょっと怖いかも。


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新豊根ダム建設のあらまし1
新豊根ダムは、治水と発電を目的とし天竜川水系大千瀬川の
支流大入川に建設された多目的ダムで、愛知県北設楽郡豊根村
に位置しています。
もともとは発電専用ダムとして計画されていましたが、
建設途中で治水の目的を付加し、昭和48年8月に完成しました。
平成25年8月で満40年を迎えました。
当初は電源開発促進法に基づき、電源開発(株)が新豊根
ダム貯水池(みどり湖)と佐久間ダム貯水池(佐久間湖)の
落差約200mを利用し、揚水と大入川の自然流を利用した
自流併用揚水発電計画をたて、昭和43年に発電専用ダムとして
建設に着手しました。
----------------(新豊根ダム 説明文より)

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新豊根ダム建設のあらまし2
ところが、天竜川流域では、昭和43年8月・昭和44年8月に
相次いで大出水に見舞われ各地で洪水被害が発生しました。
特に天竜川支流大千瀬川の静岡県佐久間町(現浜松市天竜区
佐久間町)浦川では、堤防が決壊するなどし、家屋の流出と
浸水が発生したほか、国鉄(現JR)飯田線鉄橋の流出等、
大災害となりました。
この災害を受け建設省(現国土交通省)は治水計画の調査を
行いました。その結果、新豊根ダムサイトが治水ダムの
数少ない適地であることを認識し、新豊根ダムに治水参加の
方針を固め検討を進めました。これにより、新豊根ダムは治水
と発電の機能を持つ多目的ダムとして再出発することに
なりました。
----------------(新豊根ダム 説明文より)

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新豊根ダム建設のあらまし3
その後、昭和48年3月の天竜川水系工事実施基本計画を
改定し、新豊根ダムは天竜川下流部の流量基準地点「鹿島」に
おける基本高水のピーク流量19,000m3/sに対して5,000m3/s
を調節する上流ダム群の一つとして位置づけられました。
このことにより新豊根ダムは、静岡県管理の大千瀬川と建設省
(現国土交通省)管理の天竜川の治水上の役割が明確化され、
建設省(現国土交通省)直轄管理ダムとしての条件が整い
ました。
こうして、昭和48年4月16日に建設省中部地方建設局浜松工事
事務所(現国土交通省中部地方整備局浜松河川国道事務所)
新豊根ダム管理支所が発足し、昭和48年8月31日に新豊根ダム
は完成しました。
----------------(新豊根ダム 説明文より)
堤体の上から向こうを眺める。


管理事務所が見えます。
展望デッキがあったのもあの辺りです。

新豊根ダムについての案内板。

最後に頂いたダムカードがこちら。


ダムカードはこの用紙に挟まれておりました。




こちらは現在配布が終了している特別なカード。
天皇陛下御在位三十年記念。


★おまけ記事に続く。
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