fc2ブログ
定食屋さんに訪れるような感覚で見て戴けたら嬉しいです。中身は趣味のネタ色々、たまに飯テロ。ヲタクなネタから神社めぐりまで。お好きな記事をブログカテゴリからお選び下さい。
2014年03月24日 (月) | 編集 |
検索でいきなりココに辿り着いた人はその1からどうぞ。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-106.html

さて、鳥居を全てくぐりここまで来ましたー。
とりあえず、やっちゃいけねぇ注意事項もあったりするので、
「参拝するヤツは出雲大社の禁止事項を必ず読んどけー」っと。

https://izumooyashiro.or.jp/attention1

勉強不足な観光ガイドが「こうすればご利益が!」
…とかたまにインチキな嘘を教えやがるので注意しようね。
(公式で推奨しているわけではないやりかたとかな)
先生からのお願いw

あ、四の鳥居をくぐる前にワタシ、見たんですけどね、
松の木の周りに観光客が集まっているから何事かと思っていたら
ガイドが何やら説明したなぁってあとに人々が松の木の根っこを
踏みつけながら群がってベタベタ触り始めたんですよ。
「あーあー、また観光ガイドが変な嘘教えてるよー」
ってね、ここでイラっとしてしまう私。

木の根を踏むんじゃねぇよ、木がダメになるだろうがぁ。
ガイドも自分で勝手に考えたようなデマ広めるんじゃねぇよ。
出雲大社が推奨する公式的な信仰じゃないだろそれ。
そんな事したって何のご利益もないぞぉー。
ご利益が欲しければちゃんとお参りするだけでいいんだよ。

……という愚痴は置いといて、基本的な事をもういちど。
出雲大社で参拝する時は「二礼四拍手一礼」でね。


こちらは拝殿ですー。
20140315_izumotaisya_007.jpg

出雲大社
http://www.izumooyashiro.or.jp/
御祭神:大国主大神

古事記からざっくりお話しをしますと、御祭神である大国主命は
須佐之男命の娘である須勢理毘売命と結婚をするのですが、
何やかんやあってスサノオに認められ…
「お前は大国主神となり宇都志国玉神となり、俺の娘を本妻とし、
宇迦の山(社殿背後の山)の麓に立派な宮殿を立てて住むのだぞ」
と言われ、約束通りその場所に定住し葦原中国(日本の国土)
を完成させます。

その後、天照大御神が「葦原中国は私の子孫が治めるべき国だ」
とし、天津神を大国主の元に派遣させます。ここでも何やかんやと
一悶着あるのですが、葦原中国を譲る際(国譲り)の条件として
「天に届く程立派な宮殿を建てて欲しい」と天津神にお願いをし、
お隠れになるのです。

しつこく言うけど取り敢えず、みんな古事記を読(以下略)

20140315_izumotaisya_008.jpg

現在の御本殿はその高さ24m。デッカいでしょ。
これだけでも凄いんですが、平安時代にはその二倍の48m。
しかし、さらに遡るとこれよりも遥かに高くて、96mもの高さが
あった時代もある(真実はさておくとして…)というのです。
平安貴族だった源経頼の『左径記』には、長元4年(1031)の
10月17日に出雲大社が倒壊したという話も残されているそうな。


…あ、何ですかその「嘘つくなよ」みたいな目は。
これを証明するかの様に平成12年(2000年)に出雲大社の下
から巨大な柱が発見されているのですよね。
それまで「そんな物がある訳がない」と否定していた学者たちを
いちどに黙らせたのです。どれくらいの太さかというものが
『八足門』の前の足元に描かれてあるので、そこにも注目して
みて欲しいです。実際に発掘された柱は現在古代出雲歴史博物館
に展示されているので、参拝の帰りにでもついでに立ち寄って
みるのも良いかも知れません。

余談ですが出雲大社の背後にある山の高さは、
およそ約100mあるそうですよ。

さて、拝殿でお参りを済ませたら、
次はこちらのハ足門でお参りを致しましょうか。


20140315_izumotaisya_009.jpg

あれあれー?まさか……
拝殿とココを参拝して満足している人はいませんよね?

ついでに言っちゃうと、大国主さんは門があるこちら側を向いて
はいなくて、西側にそっぽを向いています。
「えー!正面からお参りしたいよー」という人はちょっとここで
西側にまわりこんでみて下さい。そちらに遥拝所があります。

【出雲大社の国造について】
現在の出雲大社の国造(宮司)は天穂日命の子孫である、
千家(せんげ)氏が担っています。天穂日命といえば古事記では
天照大御神の持ち物から生まれた男神。
天津神の命令を受け高天原から派遣されるも大国主に懐柔され、
ついには三年経っても復命しなかった神様です。

★その4に続きます。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-110.html


投票&拍手ポチッとお願い致します。いつもありがとう♪
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
関連記事