→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-194.html
三峯神社の境内には、奥宮の遥拝殿がございます。
…今回もウチの旦那が写り込んでしまいましたが気にしないw

石段を登り、鳥居をくぐってすぐ横に顔を向けますと、
ここにも左右にお犬様。神使の像がチョコンと立っています。
この像を作られたのは明治の彫刻家であり、根付師の『森玄黄斉』です。

奥宮へまで行けない方は、ここでお参りを済ませましょう。
この日は天候が悪く、靄だらけの真っ白い世界が広がってしまいましたが、
晴れた日にはここから秩父市をはじめ、遠く日光連山が見渡せます。
奥宮は正面に見える岩峰(妙法ヶ岳)の山頂にあるそうです。

ご注意:
ここから先、清浄の滝へ通じる道がございますが、
「熊出没注意」の看板が立っていましたので気をつけて下さい。
(「鈴や音の出るものを携行して下さい」とありました)
※この日は通行禁止の柵がしてありました。
奥宮へは神社の登山口から徒歩で1時間30分。
5月3日に山開き、10月9日に閉山と期間がございます。
時間のある方は是非、奥宮へも足を運んでみてください。
今回私は行けませんでしたが、次に参拝する楽しみが出来ました。
★三峯神社へは車での利用がオススメです。
バスなどの交通機関を利用される場合はこちらを参考にどうぞ。
http://www.mitsuminejinja.or.jp/koutsu/
徒歩でも行けない事は無いのですが、麓から神社まで徒歩で行くと、
軽く2時間半〜3時間くらいはかかるそうです。
ちなみに、神社のすぐ側に宿泊施設と温泉もございます。
http://www.mitsuminejinja.or.jp/kounkaku/index.htm
三峯お犬茶屋『山麓亭』
http://www9.ocn.ne.jp/~sanroku/
写真を撮り忘れましたが、大滝特産の中津川芋に味噌だれを絡めた、
『いも田楽』が美味しかったです。お店は駐車場からすぐの場所。
ホクホクのお芋が旨くて忘れられない味になりました。
【余談です】
ヤマトタケルの足取りを追うと、必ず山に出会います。
当時の状況を考えても国から国へ移動をするために平坦な道ばかり
では無いのは当たり前のお話なのですが、登山をするのは並大抵の
体力ではとても出来る事ではありませんね。(記事:©SERUNA)
SERUNA:「家臣もついて行くの大変そうだよね。(´・ω・`)
山越えだらけだし、彼やっぱり腹筋割れてたんかなぁ」
旦那:「(;´ ∀`) ……………… 」
…すいません、古事記ヲタクの妄想ですw
かつて熊襲を女装で騙して倒したヤマトタケルも東征を終えた頃には
ガッチリ体型だったと思うのよwww
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【三峯神社の社殿について】
本殿は、一間社春日造り。県指定の文化財。
寛文元年(1661)に建立。昭和36年(1961)に改修復元され、
平成16年(2004)に塗り替えられたものです。
拝殿は、寛政12年(1800)建立。昭和37年(1962)改修。
極彩色の彫刻で覆われており、拝殿正面に掲げられている額は、
有栖川宮一品親王殿下による御染筆。本殿と同じく平成16年(2004)
に塗り替えが行われています。
煌びやかな社殿に思わず目を奪われますね。

そうそう。拝殿前の石畳には龍神が隠れているそうです。
賽銭箱の横にお水が置かれていますので、お気持ちを納めてから、
足元に水を撒いてみましょう。紅い瞳を持つ龍神が浮き上がってくる
と思います。この龍は2012年(辰年)に急に現れたものなのだとか。
※写真は撮りませんでした。

『重忠杉』と言われる御神木の樹齢はおよそ800年。
鎌倉時代の武将『畠山重忠』が奉納したもの。彼は三峯神社を大変篤く
崇敬していたそうです。↓武将についての詳細はこちら。
http://kamakura-guide.jp/hatakeyama-shigetada

境内には、狛犬とは少し意味が違う『神使』の像が。
神使像についてはこちらに詳しく載っていますので参考にどうぞ。
→http://www9.plala.or.jp/sinsi/07sinsi/01sinsi.html
色々と面白いサイトです。
さて…
三峯神社には、ヤマトタケルの眷属と言われる『山犬(オオカミ)』
の像があちこちにあります。奥多摩や秩父地方は、犬神信仰が大変
多い地域でございます。オオカミは不思議な力を持つと信じられ、
『大口真神(おおくちのまかみ)』と呼ばれています。
「お犬様」と親しまれているオオカミは神社のお札にもなっており、
お札は一般的には「買う」のではなく「授かる」などの言い方をする
のが普通ですが、ここではあらゆる災厄から護るものとして一年間
お犬様を「拝借する」(御眷属拝借)という言い方をするのです。

ここで言う『山犬(オオカミ)』とは、現在は絶滅してしまった、
ニホンオオカミの事を指します。ヤマトタケルの眷属(神使)が
何故オオカミかは、このあと参拝する寶登山神社のレポートにて
詳しく触れてみようと思います。(記事:©SERUNA)
★その3に続く
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-196.html
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埼玉県に『三峯神社』という神社があります。
登山が大好きな人には絶好のポイントではないでしょうか。
ハイキングや登山にやってきた人で三峯神社へもついでにお参りと
いった感じの人が、チラホラいらっしゃいました。
ここには奥宮もあり、実はそちらへも行く気満々だったのですが
登山口(駐車場辺り)より1時間30分ほど山登りをしなければならず、
この日に参拝しておきたいその他の神社の事を考えると時間に限りも
ありましたので、奥宮への登頂は断念。
この日のコースについてはこちらを参照ください。
→http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-188.html
レポートは、長くなりますのでいくつかに分けますね。
埼玉県秩父市にある三峯神社、標高1100mの神域でございます。
参拝した日は生憎の天候。車から降りると5月なのに寒いのなんの。
(道路に設置されていた温度計は、9℃を指していました)
駐車場から少し登ると三峯神社の『三ツ鳥居』がございます。
この形の鳥居は珍しく、国内に数える程のみです。

三峯神社
http://www.mitsuminejinja.or.jp
御祭神:伊弉諾尊・伊弉册尊
------------------------------
当社の由緒は古く、景行天皇が、国を平和になさろうと、
皇子日本武尊を東国に遣わされた折、尊は甲斐国(山梨)から
上野国(群馬)を経て、碓氷峠に向われる途中当山に登られました。
尊は当地の山川が清く美しい様子をご覧になり、その昔伊弉諾尊・
伊弉册尊が我が国をお生みになられたことをお偲びになって、
当山にお宮を造営し二神をお祀りになり、この国が永遠に平和で
あることを祈られました。これが当社の創まりであります。
その後、天皇は日本武尊が巡られた東国を巡幸された時、
上総国(千葉)で、当山が三山高く美しく連らなることをお聴き
遊ばされて「三峯山」と名付けられ、お社には「三峯宮」の称号を
たまわりました。
降って聖武天皇の時、国中に悪病が流行しました。
天皇は諸国の神社に病気の平癒を祈られ、三峯宮には勅使として
葛城連好久公が遺わされ「大明神」の神号を奉られました。
又、文武天皇の時、修験の祖役の小角(おづぬ)が伊豆から三峯山
に往来して修行したと伝えられています。この頃から当山に修験道
が始まったものと思われます。
天平17年(745)には、国司の奏上により月桂僧都が山主に
任じられました。更に淳和天皇の時には、勅命により弘法大師が
十一面観音の像を刻み、三峯宮の脇に本堂を建て、
天下泰平・国家安穏を祈ってお宮の本地堂としました。
こうして徐々に佛教色を増し、神佛習合のお社となり、
神前奉仕も僧侶によることが明治維新まで続きました。
-------------(三峯神社 参拝の栞より一部抜粋)

…すいません、お天気が悪くて景色が真っ白です。orz
さて、三ツ鳥居をくぐり参道を真っ直ぐ行きますと、
ヤマトタケルの銅像がございます。この像は、昭和45年10月16日に
建立されたもので、地上15m、重さ3トン、高さ5.5m。彫刻家である
法元六郎による作。
靄がかかっていましたので、どう頑張っても銅像のお顔を拝見する
事が出来ませんでしたが…まぁこれはこれで良い雰囲気かと。
山から遠くを眺めるように立っていました。
( ゚д゚)ゞ
記紀に伝えられる、ヤマトタケルが向かった峠が、
古事記の方に書かれる神奈川と静岡の県境にある足利峠なのか、
はたまた日本書紀に書かれる群馬の碓氷峠なのか実は論争があり、
個人的にはこれに関しては書きたい事がいっぱいありますけれど
省略しておきます(…本当は書いておきたい)。
ここに辿り着く途中の道に、どでかい『随身門』がありましたが、
通行禁止になっていて撮影出来ず。立派すぎてインパクトが凄い。
境内にはいくつかお社がありましたが、省略致します。
(記事:©SERUNA)

青銅鳥居から見た社殿。
石段の脇にはこれまた見事な御神木が立っています。
★その2に続く
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