それが『日本武尊 御沓脱之旧蹟』と言われる場所です。
史跡の場所:
静岡県焼津市焼津6丁目 (普門寺の冠木門の東約100m)

日本武尊は東征の途中、ここで御沓を脱いで休息をし、
老女から小麦飯の饗応を受けた小庵の跡だと言われております。
明治の中ごろまではその老婆の子孫(下村家)の住居があって
焼津神社の本祭の特殊神饌を調製していらっしゃいました。
色々と事情があり下村家は移転したそうですが、
今もこの焼津の地にお住まいだそうです。

日本武尊の剣をさしたお姿は、大祭の二日間しか見る事が
出来ません(剣の盗難やイタズラを防止する為だそうな)。

そして毎年8月12日(大祭の初日)は御沓脱之旧蹟にて、
『御沓脱御祭事』が行われます。
神事の前の一コマ。この子たちが日本武尊の像の前で、
神楽(乙女の舞)を奉納します。

いつ雨が降るかもわからない天候でテントが張られていました。
いつもは無いのですがもし雨が降って濡れたら大変ですからね。
★その3に続く。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-356.html
ブログ応援にランキングボタンや拍手をポチッと
いただけたら嬉しいです。いつもありがと♪

にほんブログ村
このふたつは本来、焼津神社の氏子地区のみの風習でしたが、
近年は焼津市外からも御祈祷を受けにやってくる人が多いようです。
今日はあいにくの天候。写真が暗っぽくて申し訳ないです。

毎年のことですが、何だかとっても和やかムードw
本日は地元テレビ局の取材が入っていて、カメラがまわっていました。

■幟担ぎ祈祷
『幟担ぎ祈祷』は赤ちゃんが誕生してから三年間、子供の名前と共に、
「奉納焼津神社」と書かれた幟旗を担いで神社の拝殿で無事成長を祈願する
御祈祷を受け、そして三年目にはその幟を神社に奉納して終わります。
(現在は幟を記念に持ち帰っても良いらしい)

■神ころがし(国選択 無形民族文化財)
幟かつぎ祈祷一年目の赤ちゃんは『神ころがし』という神事を行います。
神ころがしは産声報告と、無事成長の祈願を込める神事。
赤ちゃんは神社の総代に抱きかかえられ「アンエットン」の掛け声と共に
空中で三回程クルクルと回されます。

神様の庭である拝殿前斎場で泣く事によって「神様から力強い命を戴ける」
とされており、この時の泣き声が高ければ高いほど健康に育つと言われ、
また泣き声をあげる事によって氏子になれるという加入儀礼でありますが、
魂の再生を願う『鎮魂』『魂鎮め』の信仰行事であります。

------------
総代さんも、可愛い赤ちゃんに思わず笑顔。
確かに誰もが赤ちゃんの前ではこんな顔になっちゃうよねw

他の場所に目を移しても「あんえーとん」とぐるぐる回される子供w
「うわあぁぁあぁぁぁん!」って元気に泣く子供もいるし、
中には何をされているのかわからず、全く泣かずに冷静な子供も。

回し終わってから赤ちゃんを抱っこして、
「たくさん泣いたなぁ、元気に育つぞー」と笑顔の総代さんに萌えるw

私は赤子の時に、この神事を受けた事がなかったそうな。
母に「何でよ」と聞いたら「仕事が忙しかったから」だそうで… orz
でもほら、子供の頃は七五三なんかはキチンと焼津神社でやったし、
神社の近くに住んでるし…あっ!赤子の頃に宮参りもここでやったぞ。
私も焼津神社の氏子ですからね。(記事:©SERUNA)
焼津神社大祭 『荒祭』についてはこちら!
→ ココをクリック♪(以前書いた記事)
★その2に続きます。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-355.html
ブログ応援にランキングボタンや拍手をポチっと
いただけたら嬉しいです。いつもありがと♪

にほんブログ村
あとは今日は夜の神事を見るだけです。
写真付きでレポートをアップするのは夜間になりそう。
パパッと仕上げて今日中に更新…出来ればいいな。
出来るかな…ちと自信が無い。orz