「古事記?あんな物は所詮、神話でしょ」と侮ることなかれ。
日本神話というと皆さん古事記や日本書紀を思い浮かべる事
でしょう。風土記という物もありますね。
私は日本神話に纏わる地をめぐる事が大好きです。
古事記、日本書紀、風土記を追うと更に、これらの物語には
書かれない物語に辿り着きます。その土地や、神社の御由緒で
語られるお話です。
自分は記紀の中ではヤマトタケルが好きです。
生まれ育った焼津に関係する人物であり地元の神社の御祭神。
それから自分はその神社の氏子でもありますから、
ヤマトタケルは子供の頃から大好きでした。
日本各地に伝わるゆかりの地をもっと沢山まわりたいと思い
あれこれ調べていくと、まだまだ自分の知らない彼の物語が
存在する場所がある事に驚かされます。
「これ一生かけないとまわれないかも… (´∀ `;)」
なんてヘコみそうになったけど生きているうちはせめて
行ける場所には行っておきたい。神社だけでなく、川でも、
山でも、どこへでも。彼と所縁ある場所がわかれば、
いつか行けるよう沢山メモに残しています。
新しく発見するたび凄く嬉しくなるよ。
…その他の神々の物語も、沢山追って旅をしましたけどねw
ここで八岐大蛇の神楽を貼っちゃおう。
いつも他人様のアップした動画を拝借して申し訳ない。
スサノオもカッコいいッスよ。
日本神話を追いかけるってのは面白いね。
遥か昔、その場所では確かに「何か」があった。
実際にあった出来事が「物語」という形に姿を変え、
脈々と語り継がれていく。全国各地には物語に関係のある
地名も残されている。大事にしなくちゃいけないよね。
皆さんは身の回りにある地名やその土地で語り継がれる物語
を意識した事があるだろうか。もしや「自分には関係ない」
とか思ってない?
今、どれだけの子供たちが各地に伝わる物語を知っている
だろうか。日本神話も、その土地に伝わる物語も、
誰かが語り継がなければやがて消滅してしまうのです。
忘れ去られてしまう事がどれだけ怖い事か…
たかが神話、されど神話。昔話もバカにする事なかれ。
物語は現在進行形で色々なものに繋がっています。
色々な事に繋がっているからこそ大事にしなくちゃいけない
んだと思います。これらを大事にする事は
日本を護る事にも繋がります。忘れないで下さい。
(記事:©SERUNA)
【余談です】
私は保守だと自称する人たちへ。護国だ何だ云々言うんなら、
身近にあるこれらも大事にしていかなくちゃダメですよ。
最近単に、嫌韓・嫌中だけを叫んでいれば保守だと勘違いして
いるおバカさんが居るようだからここで苦言を呈しておく。
皇后陛下が日本武尊の物語について語られていたものを貼り。
書き起こしがございましたのでこちらも。※中盤の部分
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第26回IBBYニューデリー大会(1998年)基調講演
子供の本を通しての平和 〜子供時代の読書の思い出〜美智子
http://www.kunaicho.go.jp/okotoba/01/ibby/koen-h10sk-newdelhi.html
------------------(リンク先:宮内庁)
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