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2014年09月07日 (日) | 編集 |
2014.9.1参拝
さて、龍勢会館をあとにした私たちが次に向かったのは『椋神社』。
「やっぱ、あの花の聖地だから参拝しに行ったの?」
…って違いますよ。私はあのアニメにハマる前にこの神社を知ったのです。
ココと某SNSで何度も言っている通り、自分は古事記や日本神話が好きで、
ヤマトタケルも好きで、あちこち由緒ある場所を調べてめぐっていますから
本当の意味での正しい『聖地巡礼』というわけです。

少し長いですが読んでいただけたら嬉しい。

龍勢会館の記事はこちら。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-407.html
1日の時系列についてはこちら。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-395.html

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鳥居の側に狼(山犬)の神使像が。狼はヤマトタケルの使いの動物。
そしてこの辺りには多い『狼信仰』からこういったものを多く見掛けます。
※この辺りに狼信仰があるのは、三峯神社や寶登山神社の時に述べた通り。
参照→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-203.html

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龍勢についてはその2で触れますので少々お待ちを。

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椋神社
https://www.facebook.com/mukujinja
御祭神:猿田彦大神

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 人皇十二代景行天皇御宇、日本武尊東夷征伐のとき、伊久良と言う処に御鉾
を立て猿田彦大神を祀り給いしと言う。神殿は和銅三年芦田宿禰の孫造立す
と言う。多治比真人籾五斗並びに荷前を奉るとあり是当社造立の起元なり。

 清和天皇貞観十三年武蔵国従五位下椋神社に従五位上を授けらる。
醍醐天皇延喜年間神名帳に記載せられ国幣の小社に列す。社伝に曰く朱雀天皇
天慶五年藤原秀郷当社に春日四所の神を合祀す。日本武尊五代の裔丹治家五代
の孫武信神領数十町を寄附す是を供田という即ち六段田是なり。
 その後、畠山重忠、太刀一口を献ず今遺存して神宝となす。
長慶天皇永徳二年累進して従二位を授けらる。元亀年中武田信玄秩父氏と戦い
社頭を焼く神殿古器神宝悉く皆焼失す。天正三年鉢形城主北条氏邦神殿を再建
す同氏献上する処の祭具木魚二本今猶存在す。


--------------------(椋神社 由緒記より一部抜粋)

YouTubeから椋神社の神楽の動画を拝借。


参拝を終えて、社務所で御朱印をお願いすると、
宮司さん(平成24年9月からお勤めされているようです)に、
「どちらからいらっしゃいました?」と聞かれたので「静岡からです」
と答えると、少し前の時間にも静岡から参拝にやってきた人がいましたよー
との事。ここから話が広がっていきます。

あれこれお話しする中で、宮司さんが「神社には私一人しかいなくて、
毎日神社の境内をお掃除する事が手一杯。大変なんですよー」と。
「毎日大変だけど、一生懸命頑張ってますw」だそうな。
もしも近くに住んでいたら、その掃除だけでもお手伝いしたいです。

宮司さん:「この神社は何で知ったの?」

と聞かれてウチの旦那は『あの花』のイベントがあって、
今日は通りすがりに…みたいに答えていた気がする(うろ覚え)。

宮司さん:「あぁ、あの花ね。そういえば昨日花火が上がったんだってね」
SERUNA:「私はアニメ関係なく、古事記やヤマトタケルが好きで、
     調べていくうちにこの神社に辿り着きまして…
     椋神社は前から気になっていたんです」
宮司さん:「ほぉー、たいしたもんだ」

…私のこの返事で更に話が広がるw

宮司さんが色々話して下さいました。椋神社の歴史のこと、
それから明治時代くらいまで古事記に記載される『芦田(葦田)宿禰』
という人物の子孫が、代々神社の宮司としてやってきたこと、等々。
由緒にあるヤマトタケルの歴史から考えたら1600年以上も前から多くの
人々の想いがたくさんあって、長い歴史の中ずっと椋神社は今日まで
ここにあるという事。

宮司さんのお話、面白かったですよ♪

宮司さん:「ところで、手は汚れるのお嫌い?」
SERUNA:「えっ?大丈夫ですけれど…(何だろう??)」
宮司さん:「社務所の向こうに無患子の木があるんだけど、実が落ちて
     いるから拾って剥いてごらん。中から黒い種が出てくるから
     それをあそこの水道で洗ってお守りにするといいよ」

「ココでその種をオリジナルのストラップにして置いているんだけど、
拾っていくならタダだからw」と仰っていました。
いいのか宮司さんwww

「ありがとうございます、頂いていきます♪(´∀ ` *) 」
とお礼を言って、帰る時に無患子の木の下に落ちている実を拾う事に。
下の写真は神社の御神木のひとつとされる『無患子の木』。

20140901_mukujinjya_005.jpg

別名「石鹸の木」とも言われるらしい。
果皮を水につけ擦ると石鹸のように泡立ち、汚れを落とす事も出来る為、
平安の時代には石鹸のように使われた事もあったとかなんとか。

木の周辺には無患子の実がポトポトと落ちている。

20140901_mukujinjya_006.jpg

下の写真は剥く前と、剥いた後の写真。1つの実に黒くて硬い種が一粒。
ちなみにコレはお正月の羽根つきで使用される、羽根の黒い部分によく
使われるあれと同じ物だそうです。知らなかったよ。
まだ剥き出しのままとっておいてあるけど、小さい巾着を買ってきて、
それに入れてお守りにしようと思ってる。(記事:©SERUNA)

20140901_mukujinjya_007.jpg

沢山落ちていたけど欲張らないで、旦那と私とで二個づつ。
水道を使わせていただき、ありがたく頂戴しました。嬉しかったです。

★その2に続きます。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-409.html


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