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定食屋さんに訪れるような感覚で見て戴けたら嬉しいです。中身は趣味のネタ色々、たまに飯テロ。ヲタクなネタから神社めぐりまで。お好きな記事をブログカテゴリからお選び下さい。
2014年12月24日 (水) | 編集 |
2014.12.21探訪
駒形神社へ参拝して次に向かったのが『ねこ塚』。
ここは、駒形神社からすぐ近くにあります。
何年前だったかは忘れたけど実は随分前に旦那と一度訪れた事が。
記憶が確かなら、前はもっとねこ塚の周りは雑な感じだった事。
あと、像の側に猫缶が供えられていた事を今でも憶えてます。

さて、このねこ塚。
この辺りでこんな昔ばなしが残されているそうですよ。

20141221_nekozuka_001.jpg

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猫塚 恩義に報いた猫

 この近くにあった遍照院という寺の住職がある朝、
海上に一匹の仔猫が船の上の板の上にすがり荒波に揺られながら
沖へと流されているのをふびんに思い、漁師に頼んで今にも
死にそうな仔猫を拾いあげ寺へ連れて帰りました。

 それから十年の年月がたった春の日に、一人の旅僧がやってきて
宿を所望しました。それから三日後に、隣の猫がきて猫を伊勢参り
にさそいましたが、猫は住職の身の上がなんとなく気がかりで
断りました。そしてその夜の真夜中に本堂の天井裏あたりで
ものすごい物音がしました。
 一夜明けて村人たちと住職が天井へ上がって調べてみると
寺の愛猫と隣の猫が傷を負い近くには見たこともない犬ほどもある
衣をまとった古鼠がたおれていました。旅僧に化けて住職を
食い殺そうとたくらんでいたいた古鼠を寺の猫がいち早く見ぬき、
隣の猫と力を合わせ、身をもって住職の危機を救ったのでした。
寺の猫と隣の猫は、住職たちの手厚い介護のかいもなく
ついに死んでしまったので、恩義に報いた二匹の猫を寺のわきに
手厚く葬りました。

 現在ある猫塚は、この伝説を後世に伝えるために、
昭和七年十二月六日に、御前崎の有志が建立されたものです。


-------------------(ねこ塚 案内板より)

20141221_nekozuka_002.jpg

物語の中で、お伊勢参りに誘う隣の猫にちょっと萌えたのは秘密w
隣の猫:「(=゚ω゚) 一緒にお伊勢参りの旅に行かニャいか?」
寺の猫:「行きたいニャぁー。でも遠慮しておくニャ (・ω・)」
隣の猫:「(=゚ω゚) ニャにかあったのかニャ?」
寺の猫:「和尚さんがとっても危険な予感がするのニャ (・ω・)」
隣の猫:「(=゚ω゚) それは大変ニャ!俺っちが協力してやるニャ!」
…こんな感じでしょうか。猫がお伊勢参りに行きたがるとか、
あぁぁもう、すっげぇ可愛いじゃん。

猫の像に首輪が付けられていました。足元にはお賽銭。
あれれ? 前に来た時はこんなに白かったっけ??
耳も片方取れちゃってるよ。

20141221_nekozuka_003.jpg

猫の恩返しといえば、以前焼津に伝わる猫の恩返しの物語を
このブログでお話した事がありますけれども、こんな風に飼い主
の事を想ってくれる猫がいたらどんなにいいだろう。
ウチに来る通い猫のシロさんも何かしてくれないかなぁw


★その2に続く!
(このお話の後には続きがあるのですよー)

http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-567.html


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