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花窟神社と同じ作りの『参籠殿』。

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弓引き神事(1月10日)
奥有馬、口有馬の当屋から各一人ずつ選ばれた弓引きは宵宮
の日、花の窟神社前の浜で身を清めた後、参籠殿にこもり一夜
を過ごす。当日の朝は、産田神社で身を清め、午前9時過ぎから
行われる祭典が終了するまで、再び参籠殿にこもっている。
祭典が終わると弓引き神事が始まる。まず的に向かって交互に
2回矢を射る。次に4回ずつ矢を射って腕を競うのである。
-----------------(産田神社 参拝の栞より)
参籠殿をくぐると、ご本殿は目の前です。

産田神社
http://kyoka.mie-jinjacho.or.jp/shrine/産田神社/
御祭神:伊弉諾尊、伊弉册尊、軻遇突智神、
天照皇大神、大山祇命、木萃開邪姫命、神武天皇
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天正年間兵火に罹り古記録焼失し 創立年月日等詳かならずと
雖も崇神天皇の御代と傳へらる伊弉册尊が此の地にて軻遇突智神
を産み給ひし故に産田と稱す(産田は産処の義なりとす)後之を
標する為に社を建て 伊弉册尊 軻遇突智神とを祀り 伊弉諾尊は
夫神なればとて後に合せ祀れるなりと云ふ
長承元年三月 崇徳天皇根來氏を供して行幸あらせられし事あり
又代々の領主又崇敬篤く 社領を寄進して祭祀を厳修せられたり
-----------------(産田神社 参拝の栞より)
その1で触れましたが、産田神社には『ひもろぎの跡』があると
書きました。ただこの古代祭祀の跡は御本殿の瑞垣の中に隠れ、
通常は見る事が出来ません。ひもろぎの跡について、南紀州新聞
(現・熊野新聞)の切り抜きが展示されてありましたので、
最後に貼って産田神社のレポートを終わりにしたいと思います。

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二千年前の遺物 産田神社の祭式台
十日は市内有馬町産田神社の火祭りで、
今年は早朝から晴れわたりめずらしく暖かな小春日和といつた
気候に福詣での婦人子供達で有馬田圃の参道は早朝から大賑わい
をみせた。今年はことに同神社の社前左右に祭られている十二個
の直径一尺高さ五寸の丸石が昨年夏来市した考古学の権威者、
國學院大学文学博士小野祖教先生の鑑定で日本に二カ所(東北)
と同神社のみといわれる、神社の磐座(イヤサカ)に祭られて
いる古代神社祭式台として二千年前崇神天皇時代の祭物とわかり
参詣人の人気の中心となつているが、市教委でも史蹟として申請
しようと話が進められている。
--------------(南紀州新聞 1352号の文章より)
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