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ここに来たら注目して欲しいのが「からくり家具」のお部屋。
一見なんの変哲も無い家具ですがこれらも全てからくりで、
普通の開け方では開かないひきだしがあったりします。
下の写真の食器棚も開け方に順番があり、右の扉…左の扉…など
ひとつひとつ順に開けていかないと開かない場所があるのです。
あっちか?いや次はこっちだろと開けたり閉めたりを繰り返して
「カタン!」と音がして開いた時は嬉しかったなw

からくり玩具もそうだけど、こういうからくり家具って仕組みが
どんな風になっているかよくわからないけれど、一から考えて
作りあげちゃう人って正直凄いと思う。
『パズルテーブル』

館長さんが説明しながら開けてくれました。

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パズルテーブル からくり研究会
2006年8月に、アメリカのインディアナ大学に、
世界中のパズルを集めた展示室「スローカムパズルルーム」
がオープンしました。このパズルテーブルは、この展示室向けに
作られた作品です。左右の引出は普通に開けることが出来ます。
しかし、中央の引出はガタガタしていますが、開きそうで
開きません。左右の引出にヒントが隠されています。
----------------------(説明文より)
『デスク』

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デスク 亀井明夫
ガンコ親父が机を叩くと、開かなかった抽斗(ひきだし)が
飛び出してくるという仕掛けが入っているのですが、実はもう
一箇所隠し場所があるのです。それがどこなのかはわからない
ようにしてあります。最初の飛び出してくる抽斗以外はどの
抽斗も普通に開き、普通に使えるので、仕掛けがあること自体
隠されているのです。
さあ、親父の居ぬ間に探してみましょう。
----------------------(説明文より)
『ソファ』

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ソファ 亀井明夫
ソファの下に抽斗がありますが、それを開けるには2人以上
必要です。1人では開けられません。みんなで楽しめるようにと
いうことで作られた作品です。2人が腰をかけると、腰をかけて
いない場所の抽斗が開けられます。「では1人しかいない時は
どうするの?」という質問はしないでください。
「その時のために友達をたくさん作っておいてください」
としか答えようがありません。
----------------------(説明文より)
『スタンド』

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スタンド 亀井明夫
デスクの上のスタンドです。でも下の抽斗が開きません。
開け方は簡単なのですが…
部品の調達や、改造に予想以上に苦労をしました。
おまけ:亀井自身の横顔がどこかに隠されています。
どこに隠れているでしょうか。
----------------------(説明文より)
『絵2』

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絵2 亀井明夫
木象篏の絵です。この絵の部分が外れて隠し場所が現れる
という仕掛けになっています。絵をよく見てみると、
カギが見えてきます。
----------------------(説明文より)
『マガモ』

これはめちゃくちゃ簡単だった。
クイッと首を動かして……オープンっ!


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マガモ 亀井明夫
展示用、しかもバードカービングをしている途中を表現する
ということで、わざと中途半端な仕上がりにしてあります。
それでも仕掛けはバッチリ入っているのです。
----------------------(説明文より)
『テレフォンテーブル』

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テレフォン・テーブル 亀井明夫
電話と一体になった作品ですが、電話がカギになっています。
本来別々のものを一体にした初めての作品です。
----------------------(説明文より)
『セブンドロアーチェスト』
※これは触れない展示のみの作品。

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セブンドロアーチェスト 亀井明夫
全部の行程は127手です。抽斗を開けたり閉めたり繰り返す
ので、3段目・4段目ぐらいになると、自分で何をやっている
のか分からないという状態になります。
また、このくらい大きな抽斗になると強度が重要になるため、
仕掛けの点でも多くの工夫がなされています。さらにこれには、
もう一つの「アッ」と驚くような仕掛けが組み込まれています。
----------------------(説明文より)
例えば、仕掛けを全てクリアしないと開かないからくり家具を
自分のお部屋に置いてだな…そこに大事なものを隠しておけば
盗まれたり見られたりする心配が無いよね♪…と思ったが、
自分が開ける時に激しくメンドくさいというリスクがw
最後は店内にあった作りかけの寄木細工。
良い仕事してますねー。

職人さんが作った寄木細工はちょいとお高めですが、
お土産にひとつ買って帰るくらいの価値はあると思います。
みなさんも、からくり美術館で楽しんでみては如何でしょう♪
本日紹介した施設はこちら!
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箱根寄木細工 関所からくり美術館
https://thegate12.com/jp/spot/1628
住所/神奈川県足柄下郡箱根町箱根17
電話番号/0460-83-6604
開館時間/9:00〜17:00
休館日/年中無休
※情報は2018年3月現在のものです。
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【余談です】
うちの母が昔、私の祖母(母の母)から貰った寄木細工の箱が
あったそうなのですが、美術館の人に聞いたらその箱は現在では
作れる人がいなく、今ではどこにも売っていないとか何とか。
開けるとシャララーン♪という綺麗な音がする箱で、
私も見た事があるのですが…これを作れる継承者がいなかった
のでしょうか? 何だかとても勿体無い気がします。
↓似たようなのを見つけたので…(こんな感じの箱です)
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箱根神社を参拝&食事の後は、
関所すぐそばにある『関所からくり美術館』へ行きました。
箱根といえば寄木細工。日本が誇るべき伝統工芸品の一つです。
その寄木細工を見て、触れる事ができる施設がこちら。

「このドアを開けてみてください」
と言われて、あなたならコレをどう開けます?
普通に開けようとしても開きませんし自動ドアでもありません。
ちちんぷいぷいや開けゴマしても開きませんよ。

下の写真をご覧下さい。実はこちらが開くんです。
しかしこちら側を開けるにも何かをしなければ開きません。
(=゚ω゚)「ねえねえ、どうすれば開くのか教えてー」
SERUNA:「それは秘密ー。現地へ行って確かめてね♪」

お部屋に入るとからくり玩具がいっぱい!
これらは実際に触って遊ぶ事が出来ますけれど、
何度やっても開け方がわからない時は聞いてみましょう。
ちなみにこの日は館長さんが色々教えてくれました。


以下ほんの一部を紹介。
サイコロ型のからくり玩具。

卵型のからくり玩具。
ある方向に傾けてコツンとしないと開きません。


マグネット式のからくり玩具。
一番開けるのが簡単だったし面白かったやつ。

その他、館内にはショーケースの中に様々なからくりが
展示されていました。


鳥さんのからくりには一番惹かれた。
なんか可愛い。


★その2に続く。
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