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「オシラ堂」の中に入りました。堂内はとても狭いです。


後ろを振り返ってみてもオシラサマだらけ。
もうお堂の中全部オシラサマ。年季の入ったものまであります。

オシラサマは岩手だけではなく、青森にも。
ちなみにオシラサマを粗末に扱うとどうなるか………
これは各自検索して震えてくださいw(というかそもそも神様を
雑に扱うなんて普通はしないし、ありえないんですけどねー)
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青森県のオシラサマ
オシラサマ、オスラサマ、オシナサマなどと呼ぶ。
桑の木で作り2体1対で包頭型が多い。災難除け、病気治癒、
農業手伝神、お知らせの神、粗末にすると咎める神と言われて
いる。南部地方では、旧正月16日〜3月16日までの間に
家にイタコを呼んでオシラサマを遊ばせる事が多く、
オシラ祭文を唱え両手に持って操り、一年の吉凶を占う。
津軽地方でも春秋にイタコを呼んで遊ばせる。
津軽地方のオシラ信仰の中心は弘前市久慈寺の「オシラ講」
である。5月15日・16日には、美しい錦で包まれたオシラサマ
を持参して多くの参拝者が集まり、判をもらって「位」を
授かる。判の数が多いほど位の高いオシラサマと言われ、
その影響は津軽一円に広まっている。
------------------(オシラ堂 案内板より)
他にも「二足四足の動物の肉を食べてはいけない」
「一度オシラサマを家で祀ると拝むことを止められない」
などの決まりもあるそうで、それを破ると……
(=゚ω゚)「えぇー、豚も牛も食べられなくなっちゃうー」
SERUNA:「もちろん馬肉もなw」
…でも今は、それをキチンと守っている人はいないだろうな。
お馬さんだけは食べないかも知れないけれど。

ここにも、あそこにもオシラサマ。


みんなの願い事がいっぱい。

桑の木のご神木。




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「オシラ堂」へ向かいましょう。

…と、その前に「常居(じょい)」の写真をアップしますね。
置いてある飾りは遠野では一月に飾る「お作立て」というもの
らしいです。詳しくは下記リンクを参考にどうぞ。
http://tonoculture.com/dealing/one_of_the_month/1896/
http://tonoculture.com/curators-diary/2015/3024/
(リンク先:遠野文化研究センター)




神棚がありました。
恵比寿さんと大黒さんの絵ですね。

「常居」から「オシラ堂」へ続く廊下。

絹糸を作る道具などが置かれています。




通路を曲がると、正面にオシラ堂が見えます。
オシラ堂の出入り口は低く出来ている為、ペコッとお辞儀をして
入室するようなカタチになります。


このお話をイメージするポスターが貼られてありました。
「オシラサマ」の物語は過去ログを参考にどうぞ。
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