『酒列磯前神社』にやって参りました。


鳥居をくぐると、目の前にはまるで別世界に入っていくような
入り口がぽっかりと口を開けて待っています。

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茨城県指定天然記念物 酒列磯前神社の樹叢
酒列磯前神社の創建は斉衡3年(856年)であり、
元禄15年(1702年)に現在地に造営された。
酒列磯前神社の境内林は、海洋による温暖な気候によって
育成が促された暖帯性樹叢の一つと位置づけられる。
参道両側には、樹齢300年をこえるヤブツバキやタブノキの
古木が点在し、さらにオオバイボタ、スダジイ、ヒサカキなど
の常緑広葉樹が生息している。また、本殿脇から背後に広がる
境内林は、スダジイ、タブノキなどの高木層と、ユズリハ、
モチノキ、ヤブツバキ、シロダモなどの亜高木層〜低木層で
構成されている。
このような規模で保存されている例は希であり、この地域に
おける本来の自然植生の姿をとどめた自然林として、
学術的にも貴重であるといえる。
指定日 平成17年11月25日
--------------(酒列磯前神社 境内案内板より)
樹々のトンネルの中、先を歩いているのはウチの旦那。

不思議な形に伸びた木は「タブノキ」。


自然って凄いね。この不思議な形をした木に取り込まれて
しまいそうな怖ささえ感じるのはナゼだろう?

ここから参道を左手側に逸れていくと…



磯崎港の方に繋がっているようです。
現実に帰ってきたような感覚になりますねw

再び現実から神々の世界へ。
先程の分岐ポイントに戻って参りました。

石碑がありました。

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「是与里みたらし道」
当社参拝にあたり心を清める「御手洗」の位置を示す石碑。
時と共にいく度も移設を繰り返し当地に安置。
背面には「万延元年庚申小春上浣吉 大内石可建」とある。
万延元年庚申は西暦1860年
小春は陰暦の10月
上浣は月の上旬
大内石可氏は那珂湊の人。父石了氏とともに水戸藩お抱えの
文人石工として活躍。烈公の命により天保六年に寒水石を
以て石灯籠と水盤を造り仙洞御所に納め、又「弘道館記」碑
や「水門着帆」碑の制作で知られる。
------------(酒列磯前神社 境内案内板より)


酒列磯前神社の摂末社。
(稲荷神社・天満宮・事比羅神社・冨士神社・水神社)

★その2に続く!
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-2495.html
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