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村瀬継蔵さんは1933年生まれで北海道出身。
1958年に東宝に入社、造形助手として『大怪獣バラン』の
着ぐるみ造形に参加。以降「モスラ」「キングコング対ゴジラ」
など、多くの特撮映画の撮影に関わった造形師です。

会場に飾られているモスラは羽を広げた状態で4m以上。
当時の構造を再現し新しくデザインされたもの。

下の写真はモスラの眼。
このモスラの眼は村瀬継蔵氏によって再現されたもの。

上からモスラを見てみよう。




撮影は展示室の外に飾ってあるものしかダメだったので、
それを撮ってきました。

村瀬継蔵氏の特撮怪獣コレクション。

展示物左手側から…
-----------------------------
ゴジラの皮膚/
昭和37年(1962)の『キングコング対ゴジラ』に登場した
ゴジラの皮膚。表面には、ゴジラの演者として知られる
中島春雄氏のサインがあります。
ゴジラのガレージキット/
造形氏の酒井ゆうじ氏が手がけた初代ゴジラのガレージキット。
村瀬氏が着色を施しました。台座も村瀬氏の製作です。
キングギドラ頭部/
村瀬氏再現による昭和39年(1964)公開の『三大怪獣地球最大
の決戦』に登場するキングギドラ頭部のフィギュア。
メカキングギドラフィギュア/
1992年公開の『ゴジラvsキングギドラ』に登場する、
メカキングギドラのフィギュア。この作品のメカキングギドラ
は、村瀬氏の手によって瑞穂で造形されました。
ドゴラのフィギュア/
1964年公開の『宇宙大怪獣ドゴラ』のフィギュア。
村瀬氏の指導のもとで再現されました。
三大怪獣のフィギュア/
1964年公開の『三大怪獣地球最大の決戦』の一場面をモチーフ
にした三大怪獣(ゴジラ・ラドン・モスラ)のフィギュア。
左のメカキングギドラとともに造形は、村瀬氏と交流のある
プロモデラーの山川隆生氏です。
----------------------(説明文より)
中央のはトロフィーだそうな。

しまった。
ゴジラの皮膚を撮り忘れた。







この日、村瀬氏ご本人がいらっしゃいまして、
用意していらした写真にサインを書いて三枚もくださいました。
記念写真もしていただけて嬉しかったです。(´∀`*)
色々お話も聞けましたが、とても謙虚で面白いかたでした。
「ファンが鹿児島やら新潟やら、遠くから来てくれて嬉しい」
「好きでいてくれる人がいるから僕はご飯が食べていける」
と言っていた事を、ここに記しておきます。



展示物は少なめでしたが、この企画展は9月16日まで開催されて
いますので、特撮がお好きなかたはいかがでしょう。
貴重なものを目の前で直に見れる、またとない機会です。
【特撮造形師 村瀬継蔵〜瑞穂でうまれた怪獣たち〜】※pdfで開きます。
http://www.town.mizuho.tokyo.jp/event/e009/p006847_d/fil/20190620081623.pdf
会場/郷土資料館 けやき館
http://www.mizuhokyodo.jp
★けやき館施設 企画展以外の展示物の記事に続く。
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東京都の西多摩郡瑞穂町にあります郷土資料館けやき館にて、
企画展「特撮造形師 村瀬継蔵〜瑞穂でうまれた怪獣たち〜」を
開催しているので行って参りました。
到着したのは午後三時過ぎ。生憎の雨模様。


とりえず最初にけやき館の外の写真からアップしていきますね。
こちらはニホンオオカミの像。


-----------------------------
ニホンオオカミと聞くと家畜や人を襲う恐ろしい動物と思われ
がちですが、実は、農作物に被害を及ぼす鹿や猪などを退治して
くれるありがたい動物で、農民の守り神として信仰の対象とされ
てきました。
昔は、本州、四国などにかなりの数のニホンオオカミが生息
していましたが、1900年代から始まった自然開発によって
ニホンオオカミの生息地を奪い、また疫病(悪性の病気)や
人間による駆除などが原因で、遂に絶滅してしまったと言われて
います。
瑞穂町では江戸末期に石畑の畑(狭山丘陵のふもと)に住んで
いたニホンオオカミを村人が捕まえたという話があります。その
時の皮標本や頭蓋骨が代々受け継がれ、今も所蔵されています。
特に骨は「キツネつき(心の病の一種)」という病気に効能が
あると言われ、お祓い(良くない事を振り払う行為)の道具
として使用されたようです。この像は、それらを参考にして再現
しました。
------------------(説明文より一部抜粋)
けやき館の大木。



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樹齢300年以上の大ケヤキ
右手にある耕心館は、かつては豪農・細渕家の母屋でした。
細渕家の先祖は、1700年初めにこの地に居を構え、
屋号は「大海道」です。
母屋の前に養蚕場(後の茶工場)があり、その南側に二本の
ケヤキの木がありました。大正時代には、ケヤキの間を人が
通れたそうですが、樹齢300年を超えた現在は見上げるような
一本の巨木に成長し、樹木の上部にはヤドリギが寄生し、
野鳥が飛び交っております。平成26年に郷土資料館が新設された
時、この大ケヤキを資料館のシンボルと称え、建物の愛称が
『ケヤキ館』となりました。
この大ケヤキは、夏には、伝承の広場一面に涼風を呼び、
秋にはたんさんの景を落とし豊かな恵みをもたらしております。
正に、郷土資料館のシンボルであると共に爽やかな環境づくり
にも貢献しております。
----------------------(説明文より)
細渕家の母屋だった、耕心館。
詳細)https://www.koshinkan.jp

さて館内へ。

モスラがお出迎え。
モスラ、可愛いよモスラ♪( ^ω^ )


★その2に続く!
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