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2020年10月03日 (土) | 編集 |
2020.10.1 探訪 
「浜松市美術館」にやって参りました。
先月より「挑む浮世絵 国芳から芳年へ展」が開催されてます。

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展示物は自由に撮影が可能(ただしフラッシュ・動画はNG)。
SNSなどにアップするのも自由とのこと。太っ腹!
そんなわけで厳選して気になったものだけを撮ってきました。
反射と映り込み防止のため、斜めからのアングルでゴメン。
解析度も落としているので画質云々を気にする人は、
ウチなんか見ないで他のブログへどうぞ。
(もしくは直接会場まで足を運んでください)

それじゃいくよー♪

【朝比奈三郎鰐退治】歌川国芳・嘉永2年(1849)
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 力自慢の朝比奈三郎義秀は、鰐(現代でいうサメ)を
生け捕りにしたという。国芳は、見たことのない鰐を描く
にあたり、当時すでに本で紹介されていたワニの一種
カイマンと魚を合体させて、いかにも獰猛そうな怪魚を
誕生させた。


---------------------(説明文より)

【龍宮玉取姫之図】歌川国芳・嘉永6年(1853)
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 藤原鎌足のため、竜神に奪われた名玉を、海女(玉取姫)
が取り返す伝説を描く。竜神らに追われた彼女は、
自らの乳房の下を切って玉を隠したという。
波の表現がダイナミックで、轟音が聞こえてきそう。
愛らしい魚にも注目したい。57歳頃の作。


---------------------(説明文より)

【唐土廿四孝 閔子騫】歌川国芳・嘉永年間(1848〜54)
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 父の葬儀費を捻出するため奴隷となった董永。
道すがら出会った娘のおかげで董永は自由の身となる。
実は彼女は天女だった。天に戻っていく天女の軽み、
連動するポーズに国芳が西洋画を良く学んだ成果が表れている。

---------------------(説明文より)

国芳さん、西洋画までやっていたとは……
和がミックスされた感じでとても不思議な雰囲気。

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【和漢準源氏 乙女 天羅国班足王 悪狐萃陽夫人顕】
歌川国芳・安政2年(1855)
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 萃陽夫人に化けていた妖怪九尾の狐が正体をあらわして
飛びさるのを、班足王が驚き見上げる場面。
手や顔のアングルに、西洋画の写実表現を国芳が消化した
様子が見える。こってりした陰影表現は晩年の作例に多い。
59歳の作。


---------------------(説明文より)

【相馬の古代理】歌川国芳・弘化2〜3年(1845〜46)頃
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※この絵の髑髏が「がしゃどくろ」として伝わってしまって
いるようだが、正確にはがしゃどくろでは無いそうな。
(無関係のがしゃどくろは、比較的最近できた妖怪らしい)

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 平将門の遺児滝夜刃姫は妖術によって、大宅太郎光国に怪異
を仕掛ける。原作では等身大の骸骨が数百体出現するところ、
国芳は闇の中から、ぬうっと現れる、ありえないほど巨大で
迫真的な骸骨を登場させた。49、50歳頃の作。


---------------------(説明文より)

【英名二十八衆句 邑井長庵】落合芳幾・慶応3年(1867)
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※ 落合芳幾は歌川国芳の門人で、月岡芳年の兄弟子。
この絵にはちょっとした仕掛けがありました。

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 金を奪うため、義理の弟重兵衞を強殺する偽医者の
邑井長庵。まず提灯を切り落とし、後ろから笠ごとばっさり。
後ろの吠えかかる犬も、このあと殺されてしまう。
長庵のどうしようもない非道ぶりを伝える、
歌舞伎の場面を描いている。


---------------------(説明文より)

「芳」の系譜。
国芳と弟子の画系をまとめた図がありました。
離れて撮影したので下の写真では名前が見えませんが、
これだけ数多くのお弟子さんがいたらしいです。

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さて、ここでこんなお話を…
作品を見ながら他のお客さんの行動が気になったのですが、
絵をじっくり見るでもなく、絵画全体の写真を撮るのでもなく
ただひたすら絵に入っている「サインだけ」を写真に収める
という謎な行動をとっている老人男性がいました。
いやいや、意味わかんない。アレは一体何だったんだろう?
謎すぎて怖いッス。


★その2に続く!
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3404.html


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