→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1041.html
三峯神社の拝殿から社務所のある方向へ。
興雲閣、報徳殿の方向へと進んでいくと『御仮屋』に向かう道に
出ますので、更に真っ直ぐ歩いていきます。『えんむすびの木』
をスルーして(こちらは後ほど紹介致しますね)進んでいくと、
御仮屋に到着します。
下の写真の石段からも行けますが、
御仮屋の正面鳥居から行きたい人は、更に進みましょう。

『御仮屋』に到着しましたよー。
ここは大口真神(山犬)がお祀りされるお社です。


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遠宮(御仮屋)
三峯神社の御眷属(お使い神、お犬様で大口真神と称する)
のお宮です。御眷属は深い山中に身をひそめられている為ここを
仮のお宮としてお祭りを行うので遠宮(お仮屋)と呼んでいます。
今から1900年ほどむかし、第十二代景行天皇の皇子 日本武尊が
東夷御平定のかえり道に山梨県から奥秩父の山々を超えて当山に
登り、初めて三峯神社を祀られた時、道案内をつとめたのが山犬
で その忠実さと勇敢さによって三峯神社の御眷属に定められた
と伝えています。
お犬さまはその霊力で三峯信仰の中心となり、
山畑を荒らす害獣熊・猪・兎等を追い払い、家々を守護しては
火防・盗難除・諸難除の神と崇められています。
毎月十九日 御焚上神事
------------------(三峯神社 案内板より)



あれれ? 古事記では東国を平定して関東から山梨へ向かったの
ではないの?…と思いましたが、日本書紀ルートだと戻るのか。
山犬像があまりにも可愛いのでナデナデしてしまいましたw


山犬(狼)と日本武尊についての物語は、
宝登山神社レポの時にお話しした事もございますね。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-203.html
「タケル様、どうか私たちの後について来て下さい」と、
日本武尊を救った山犬は、今は絶滅してしまったニホンオオカミ
ですので、皆さんが想像する西洋の狼ではなく、それより小振り
な狼を想像していただければ…
神社を巡っていると、必ず動物がいる事に気付きませんか?
日本の神様には、御使いの動物(神使・御眷属)がおられます。
(それが祀られている神様の正体だったりするパターンもある)
記紀、風土記などを読んでいくと、どうしてその動物が一緒に
お祀りされているのか読み取る事も出来るので面白いですよ。
みんな、古事記や風土記を読もうよ!と小さく控えめにオススメしておく。
★その6に続く!
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1052.html
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