fc2ブログ
定食屋さんに訪れるような感覚で見て戴けたら嬉しいです。中身は趣味のネタ色々、たまに飯テロ。ヲタクなネタから神社めぐりまで。お好きな記事をブログカテゴリからお選び下さい。
2014年03月25日 (火) | 編集 |
レポートに入る前に、YouTubeに良い動画があったので貼り。


検索でいきなりココに辿り着いた人はその1からどうぞ。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-106.html

紹介しないものありますけれど、大雑把ですいません。
社殿の並び方にも注目すると結構色々と面白いかも知れません。


さて『筑紫社』(つくしのやしろ)の方に回り込んできましたよ。
筑紫社の向こうには、大国主命の大きな御本殿が見えますね。
えー…筑紫社には大国主命の多くの奥さんのうちのひとり、
『多紀理比売命』がお祀りされています。古事記ではアマテラスと
スサノオが誓約(うけい)を行った際にスサノオの持ち物から
生まれた神です。ちなみに大国主さんとタキリビメのあいだには
阿遅鉏高日子根神と、下照比売命という子供がいます。

20140315_izumotaisya_010.jpg

こちら、筑紫社側にやってきますと、ここでもキチンとお参りが
出来るようになっておりますので(賽銭箱が設置されています)、
出雲大社へ足を運びましたら是非とも西の遥拝所でもお参りを
済ませて頂きたいです。

大国主さんはこちら側を向いておりますよ。

……筑紫社から、さらにぐるっと本殿の裏手に回ります。
こちら側からすみません、一枚撮らせてください。


20140315_izumotaisya_011.jpg

逆光ですまんッス。
上の写真は大国主命の御本殿と、すぐ隣は御向社。
その横は天前社。説明は後でいたします。3度目の参拝にして
ようやくその姿をじっくり拝む事が出来て心が震える。
皆にこの感動を共有したい。伝わっているでしょうか。

続いてはこちら『素鵞社』。「そがのやしろ」と読みます。
素鵞社の御祭神は須勢理毘売命の父神である素戔嗚尊。
大国主命から見ると“お義父さん”ですね。

※修造中につき覆いが被せられています。
20140315_izumotaisya_012.jpg

大国主命は古事記では系図を辿って行くと素戔嗚尊の六世の孫。
日本書紀の方では大国主命はスサノオの子とされています。
現在素鵞社は修造中につき、お社を見る事ができません。
中に座す神様は現在は境内東側にある『釜社』を御仮殿として
います(ちなみに釜社の御祭神は宇迦之魂神です)。
簡単に言えば素鵞社のスサノオさん、今はお家をリフォーム中
につき宇迦之魂神のお社に泊めてもらっているカタチですねw

さて続いては大国主命の御本殿東側、御向社と天前社について。
ぐるーっと来て社殿の後ろ側から失礼しまーす。


※正面からの写真じゃなくてすいません。
20140315_izumotaisya_013.jpg

『御向社』(みむかいのやしろ)
こちらは大国主命の本妻、須勢理毘売命がお祀りされています。
彼女のエピソードとして有名なものは、古事記の中ではとにかく
物凄く激しいくらいのヤキモチやきだという事。それはもう、
彼女を恐れた八上姫が故郷へ逃げ帰ってしまうほど。
これに困惑したのは大国主。大和国へ逃げようとするのですが、
スセリビメは「私にはあなたしかいない」という歌を歌い、
杯を捧げて仲直りをし、現在に至るまでこの出雲大社に鎮まって
いるのです。

『天前社』(あまさきのやしろ)
こちらは、蚶貝比売命(キサガイヒメ)と蛤貝比売命
(ウムギヒメ)という女神がお祀りされています。
キサガイヒメは『赤貝』、ウムギヒメは『蛤』。彼女たちは、
大国主命が一度八十神たちによって殺された時に蘇生をさせた
女神様です。わかりやすぐ言えば大国主さんにとっては、
命の恩人の女医か看護婦さんといった所でしょうかw
(記事:©SERUNA)

★その5に続きます。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-112.html


投票&拍手ポチッとお願い致します。いつもありがとう♪
にほんブログ村 歴史ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 歴史ブログ 史跡・神社仏閣へ
にほんブログ村
関連記事
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック