→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1146.html
神代桜の周りには多くの人が集まっていました。
「ほぉー見事だね」「綺麗だねぇ」と皆が感動の声をあげます。
一度は枯れてしまうかも知れないと宣告された木も、
「この桜を枯らせたくない」という多くの人々に助けられ、
頑張って生きています。

人間、生きていると嫌な事や辛い事だって起こる。
でも神代桜の生きてきた二千年という長い長い歴史と比べたら、
人間の一生なんて、長寿で生きても「ほんの百年」。
ショボンとしていたって仕方がない。どんな困難があっても、
神代桜のようにしっかりと根をはって生きていこうよ。
「ガッカリする事があったってほんの少しだけ我慢すれば、
いつか良い事は来るさ」
…と、この桜の木が教えてくれているような気がします。

神代桜の足元に、水仙の花が一輪寄り添っていました。
タンポポの花も咲いています。私には、この小さな水仙と大きな
神代桜がまったりと語り合っているように見えましたよ。
擬人化させて言うなら、お茶を飲みながら縁側に座って語り合う
お爺ちゃんと若者みたいな感じでw(タンポポは庭で遊ぶ子供達
って感じッスかね)

さぁて、もう一度本堂の方へ行ってみようかな。
こんな風に、春のゆるゆるとした景色を見るたびに、
「やっぱ日本っていいよなぁ…」という気持ちになります。
海外でこのような景色は、絶対に見る事が出来ません。

こうして見ると、神社もいいけどお寺もいいな。
あ、ちなみに写真に写っているパラソルのところでは、
お菓子やジャムなどのお土産を売っていました。

枝垂桜も咲いていましたよ。

梵鐘から見える桜の景色にしばらく目を奪われ、
それから本堂に戻ってみると、わっと人々が集まっていました。
「何だろう?」と思って覗いてみると、甘茶とお釈迦様。
あ、思い出した!お釈迦様の誕生日ってやつか!
(来る時は、花祭りについて全く頭にありませんでした)

訪れた日は4月8日。
仏教ではこの日はお釈迦様が誕生した日とされていて、
「花祭り」と呼ばれるお祭りが行われます。
お釈迦様の像に甘茶をかけて再度お参り。甘茶もいただきます。
ちなみに『甘茶』というものを一度も飲んだ事がない私。
この日いただく人生初の甘茶、めちゃくちゃ甘くて驚きました。
妙にクセになる味ッスな。でも美味しかったです。
ついでに、花祭りに関して参考になるページをリンク。
http://afun7.com/archives/2852.html
甘茶についての豆知識のページも。
https://www.yomeishu.co.jp/genkigenki/crudem/140327/

↑自分は神社や神道が好きで仏教については詳しくなく、
写真を撮った時はわからなかったのですが、この像は日蓮宗開祖
の『日蓮上人』という人だそうな。
★その4に続く!
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1156.html
いつも応援ありがとう!
拍手やランキングボタンをポチッとよろしくね♪
![]() にほんブログ村 | ![]() にほんブログ村 | ![]() 人気ブログランキングへ |