去年訪れた時の記録です。
静岡市の清水区に『久佐奈岐神社』という神社があります。
同じ名前の草薙神社同様、こちらも日本武尊ゆかりの場所です。
この神社は山側の住宅地の中、駐車場も無く非常にわかりづらい
場所にちょこんと小さく鎮座しておりますので、これから参拝に
行かれるという方はご注意を。私らは地図アプリを駆使して
行きましたが、暫く道に迷いました。地元の老人に道を尋ねて、
ようやく辿り着けた位ですw

夏場は蚊に注意。ムヒや虫除けスプレーは必須!
僅かな時間の参拝の間に刺されまくりましたからねw

御由緒にもありますが、ここは日本武尊が東征の際に、
本宮を設けたとされる場所でございます。


久佐奈岐神社
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4405027
御祭神:日本武尊
合祀:弟橘媛命、吉備武彦命、大伴武日速命、膳夫七掬脛命
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庵原川流域は古代には廬原の国と呼ばれ、その政治的中心と
なったのだが、庵原古墳群の立地する丘陵に囲まれたこの平野で
あります。
当社は人皇第十二代景行天皇の時代(西暦110年)に詔勅に
より皇子日本武尊が東征の途中この地に本宮を設けたとされる
旧蹟の地にあります。創立年代は古くして不詳ですが、
東征の副将軍として活躍した、吉備武彦命が後に其の功績により
廬原の国を賜わり、尊の縁り深いこの地に社殿を造営し日本武尊
を祀ったのが創始とされ、その後お供として東征に随行した姫、
弟橘媛命を初め諸神を合したものと考えられております。
文献上の記録では風土記に第十三代雅足彦(成務天皇)の元年
(西暦133年)に官幣を奉るとあり、異本類聚六国史に清和天皇、
貞観元年(西暦859年)久佐奈岐神社従二位を授くとある。
延喜式(平安時代初期の儀式や制度を定めた律令の施工細則)
神名帳には廬原郡三座(久佐奈岐神社・御穂神社(三保)・
豊積神社(由比))と記載されており、式内社であります。
昔は有度の草薙神社に対し、東久佐奈岐神社、
或いは東久佐奈岐大明神等と称えられたこともありましたが、
明治六年郷社に列せられてからは、今の社名となっております。
----------(久佐奈岐神社 境内案内板より一部抜粋)

下の写真は、久佐奈岐神社の御本殿です。

続いてこちらは境内社。
稲荷社、白髭社、天満宮、雨之宮、津島社、金刀比羅社、
今宮社、九万八千霊社、事比羅社、雨之宮社。

久佐奈岐神社から3kmの地点には、尊が東征の際に軍営を布いて
兵站部や武器庫を置かれたとされる矢倉神社。久佐奈岐神社から
10km離れた場所には、景行天皇が尊を祀った草薙神社や、
(神社周辺に日本武尊ゆかりの場所があれこれ残されています)
尊が四方を眺めたとされる日本平があったりと、この辺りを色々
調べてみると沢山の発見があって面白いですよ♪( ^ω^ )
★次の記事は『草薙神社』!
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1210.html
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