以前、こちらの神社には足を運んだことがあるけれど、
前回は御朱印をいただけませんでしたので、もう一度参拝に
訪れました。歴史があって素晴らしい神社なんですよね。
ちょっと長くなりそうなので分けます。

参道は鳥居をくぐって少し行きますと、拝殿まで一直線の急な石段
『男坂』と、緩やかな石段を登っていく『女坂』に分かれています。
神社の雰囲気をじっくり楽しみたい人は女坂がオススメです。
…が、私たちはあえて男坂を選択w

神魂神社
http://furusato.sanin.jp/p/area/matsue/36/
御祭神:伊奘冊大神
合祀:伊弉諾大神
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当社は大庭大宮とも云い出雲国国造の大祖天穂日が、
ここに天降られて御創建、伊奘冊大神を祀り、出雲大神、
出雲国の総産土大神、として天穂日の子孫(大社町、北島、千家国造)
は元正天皇霊亀二年に至る二十五代果安国造迄祭主として奉仕、
斉明天皇の勅令により、出雲大社の創建なるや、杵築(大社)へ移住
(霊亀二年・716年)したるも、国造就任の印綬とも云うべき神代
ながらの神火相続式並新嘗祭を執行の為、現在も参向されている。
従って大国主命の国譲りも、出雲朝廷のもと国造として祭政を執った
のも皆当社が中心で古代の神都であり、種々な遺蹟、伝説も豊富で
神奈備山、大古墳群、出土品等貴重な文化財も多く、附近に国庁、
国分寺等もあって、神代上古を通じ、鎌倉時代迄は政治、経済、
交通の要衝であり、隣接に島根県立八雲立つ風土記の丘が建設され
出雲文化発祥の転移を紹介している。また毎年十月には全国の八百万
の神々が集い給う神在祭も行われている。
---------------(神魂神社 参拝の栞より一部抜粋)

…旦那が写り込んでるけどまぁいいやw
この神社の御本殿は国宝とされているもので、大変貴重。
こちらの説明も神社でいただいた栞から転載しておきますね。
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日本最古の建築様式である天地根元造の形態を有する大社造りとして、
明治33年4月7日特別保護建造物(後に国宝と云う)に指定され
現在の本殿は従来応安元年の建築と伝えられていたが、昭和23年度
よりの修理の際主柱上部の突起(ホゾ)に、正平元年丙戌十一月日
(室町時代の初期六百数拾年前)と墨書きされているを発見された。
従って現存する大社造としては最古のもので、出雲大社の改築より
約400年も古いので歴史的にも更に一層原始的な構造、古形を具備し
全国総ての神社建築並一般民家建築の根元をなし、日本民族祖先の
独創になる世界に誇るべき文化財として斯界の学者、技術者から推称
されている。(出雲大社が創建される時当社の倍率に設計されたとの
社伝がある)
-----------------(神魂神社 参拝の栞より抜粋)
ちなみに本殿内(非公開です)は、狩野山楽土佐光起の筆とも
伝えられる大壁画九面に囲まれ、天井には『九重雲』(出雲大社は
七重雲だそうです)が描かれているのだとか。
続いてはこちら。本殿向かって左手にありますこのお社。
重要文化財に指定されている『貴布禰稲荷両神社本殿』。

『高神』『稲荷大神』の二神を祀り、宝永年間(1704〜1710)頃
から稲荷社を合祀。貴布禰、稲荷両社を祭祀した後、
更に『高天神社』『速玉神社』が稲荷神社に合祀されました。
この社は室町時代のもので、神社建築様式としては他に類例のない
珍しい形式のもの。全国に一間社、三間社流造は多いけれど、
二間社は類例が少ないそうです。(記事:©SERUNA)
★その2へ続く。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-124.html
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