『手長神社』の記事を読んでいない人はこちらからどうぞ。
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2015.9.12 参拝
『足長神社』にやってきました。
手長神社には「手長様」と呼ばれ祀られる神に対して、
足長神社には「足長様」と呼ばれ祀られる神様が。
1の手長神社の記事で説明した通り、諏訪の手長足長は夫婦神。
他の地方で語られる妖怪とは違いますよ。足長神社の御祭神は
「手長様=足摩乳神(アシナヅチ)」で奇稲田姫のお父様です。

手長神社とは離れた場所にあり、
諏訪湖の東、桑原城跡の山腹に鎮座しております。
拝殿手前左手に『舞殿』がございます。


足長神社
http://homtasuwa.net/miru/rekishi/650/
御祭神:足摩乳神
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足長神社拝殿・舞殿
祭神は足摩乳神で、上桑原の産土神として崇敬されてきた。
拝殿は天保十三年(1842)大隅流の大工矢崎専司らによって建造
された。桁行一間(3.8m)梁間二間(3.1m)、五棟造で三方に
切目線をまわし、擬宝珠高欄をつける。
木鼻に唐獅子、欄間に竜・鷹・鶴、脇障子に麒麟・鳳凰、
内部扉の両脇羽目に竜、その他各所に彫刻がついている。
舞殿(神楽殿)は、文久二年(1862)石田房吉らによって建造
された。間口5.7間(10.3m)奥行3.5間(6.4m)、正面開口部上
に大きな虹梁を渡し、その上に竜・獏などの彫刻を置き、
木鼻は獅子の彫物とする。
----------------(足長神社 境内案内板より)
※現在は一間=1.8mですが、昔は一間=3m位だったようです。
下の写真は拝殿。
御本殿はその後ろの一段高い部分にあります。

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足長神社本殿
この本殿は、拝殿より一段高い場所にあって拝殿とは後補に
よる渡廊によって結ばれている。
この社殿の特徴は建築意匠にある。木鼻はいずれも拳鼻で、
獏、唐獅子などの写実的なものになっていない。蟇股も板蟇股
の中央に彫刻化する過程にみる絵様的彫り出しである。
脇障子に至っては、竹に小鳥を配した線彫りに近いものである。
以上建築様式からみて、江戸後期、彫刻意匠の風靡する前の
時代の建造物で、社額裏面の延享四年(1747)の墨書などから
して、十八世紀の建造物と考えられる。
----------------(足長神社 境内案内板より)
訪れた時は夕刻でしたので写真が少し暗っぽいかもです。
見づらくてスマン。(´・ω・`)


足長神社から見える景色。


手長神社と足長神社の御祭神は、夫婦で対になっています。
片詣りではなく、両詣りをオススメ致しますよ♪
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