現在は『秋分の日』という名前で定着していますけれども、
秋季皇霊祭の今日は、天皇陛下が先祖供養の宮中祭祀を行い、
それと同時に国家安寧・五穀豊穣を願う日です。
そして世間一般ではお彼岸の時期。
皆さん、ご先祖のお墓参りはお済みでしょうか?
彼岸の時期に美しく咲く彼岸花、別名は『曼珠沙華』。
幼い頃には、彼岸花のネックレスを作った思い出もあって、
今でも大好きな花の一つだったりします。
YouTubeから彼岸花の動画を拝借。
さて、この美しい彼岸花には毒があるのをご存知でしょうか。
田んぼのあぜ道や、お墓の近くによく咲いているのは、
害獣(土葬だった時代には遺体を喰ったり、または農作物を
荒らしたりしていたので)が悪さをしないように植えられた
名残りだとか何とか。※害獣駆除の役目を果たしていた。
「死人花」などいう名前を付けられてしまったり、
不吉な花とか怖い花とか言われたりして少し可哀想な花ですが、
私はそういうイメージは全く無くて、彼岸花から先人たちの
知恵を感じるのです。
日本って素晴らしいんですよ。
この美しい景色を護っていきたいですね。
最後にもうひとつ。
最近こんな事が話題になっていましたよ。
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亡くなった猫を埋葬したら、そこから彼岸花が咲いた。
http://j-town.net/tokyo/news/localnews/232468.html
---------------(リンク先:Jタウンネット)
【彼岸花の花言葉】
「悲しい思い出」「想うはあなた一人」
「再会」「また逢う日を楽しみに」
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>>>害獣駆除の役目を果たしていた。
ほー、毒があることは知っていましたが、これは知りませんでした。
コメントありがとうございます♪ ( ´ ∀`)ノ
彼岸花は、その花の毒性を嫌う地中のモグラやネズミ、
または野犬などから田畑や墓を守っていたそうです。
土手にもよく咲いていますが、これもやはりモグラやネズミ
などが土を掘って穴をあけまくって荒らし、土手の強度が
弱くなってしまわないように…という理由からのようです。
ちなみに彼岸花が咲いている所はミミズも寄り付かないとか。
効果のほどはどうなんでしょうね?
ちょっと知りたいかも。
飢饉のときには食用になったという話もあるようですが、
私だったら毒を抜いても怖くて口に出来ないや。(;´Д`A
本当に我慢できない時の最終手段だったんですかね。
なるほど、ちょっと調べてみるといろんな話が出てきますね。
>>>飢饉のときには食用になった
毒を抜いて食べると言えば「ふぐの卵巣」。
そもそも、われわれ日本人が猛毒のふぐを食べること自体不思議(いったい何人の犠牲の上にふぐ食文化は成り立っているのだろうか……)ですが、そのふぐのなかでも食べられない箇所である卵巣を毒抜きして食べるのは、なおすごい。
ふぐは救荒食とも思えませんしねえ。
http://www.ishikawaya.com/shohin_sakana_fugunoko.htm
再びコメントありがとうございます♪
フグの卵巣まで毒抜きして…というのは本当凄いですよね。
どうして毒のあるそれを食べようという考えに至ったのか、
タイムスリップ出来るなら、毒抜きして食べようと一番最初に
考えた人に直接会って理由を聞いてみたかったりしますw
「日本人の食に対する変態力(褒め言葉)ってスゲェ」
とつくづく思います。