古事記に登場する神々同様、書き方は様々あります。特にどれか
ひとつに決まっている訳ではありませんので、こんな風に記事に
する時、いつもどの表記で書こうか迷ってしまいます。(^ω^;)
…が、今回はこの先書く新潟のレポートに合わせて「奴奈川姫」
でいきますね。
奴奈川姫は高志の国(越国)のお姫様。
古事記では八千矛(大国主)の物語に登場し、
日本書紀には登場していません(大国主さんの物語自体、
古事記ほど、あまり詳しく触れられてはおりませんので…)
お話については前の記事をリンクさせておきます。
過去ログ:古事記・八千矛(前編)
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1386.html
歴史的には、翡翠はとても重要な役割を果たしていました。
(装飾品としても使われ、翡翠で作られた勾玉などもよく出土
しますよね)実際、奴奈川姫と所縁の深い新潟県糸魚川市では
翡翠の産地としても知られ、古代、越国はとても重要な場所と
して考えられていたようです。ちなみにですが奴奈川姫は
『翡翠』を用いて祭祀を行っていたと言われています。
大国主と奴奈川姫との間には、現在は諏訪大社に鎮まる
『建御名方神(諏訪大明神)』という御子がいらっしゃいます。
ちなみに糸魚川市には、下に描いたイラストのような母子像
(奴奈川姫と建御名方神)がありますよ♪(ポーズ違うけど…)
2016.10.18 記事更新:ブロンズ像の写真はこちら。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1409.html

※ちなみにこのイラストは前回の作品同様、数年前の絵。
糸魚川へ足を運ぶ前にネットで母子像の存在を知り、
「国譲りのお話の中で、あのミカヅチさんに喧嘩をふっかけた
タケミナカタが!お母さんにべったりとか可愛すぎる!」
…とあまりに萌えてしまったので、勢いで描いた物w
【余談です】
とある場所の由緒には、結婚後の奴奈川姫がどうなったか
というお話が残されているそうですが…古事記における大国主
と奴奈川姫の物語が好きな私にしてみたら悲しい結末なので、
今回は触れないようにしておきます。
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