御殿場の二岡神社へ参拝後に向かったのは、
金時山の麓にある『公時神社』。そう、有名なあの金太郎さんが
お祀りされている神社でございます。随分前から噂には聞いていて、
気にはなっていたものの、実はずっと参拝に行った事がなく…
でも、いつかは訪れる時が来るであろうと思っていた神社なんです。
この日はまさに「その時」だったのでしょうね。


まずはひとつめの鳥居をくぐり…

更に二番目の鳥居をくぐり、進んでいきましょう。

三番目の鳥居から見える、
社殿の後ろに鎮座しているお山が『金時山』です。

神社境内にあるでっかい鉞は、御影石で作られた鉞。
平成六年に公時神社奉賛会が奉納したもの。ちょっと離れた場所に、
いい感じに薪が割られて置いてあったのでふふっとなってしまったw
(薪は写真におさめていません)

拝殿に到着しましたよー。

公時神社
http://www.hakone.or.jp/521
御祭神:坂田公時
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御祭神は坂田公時。平安時代の武将源頼光の四天王の一人と
言われた。幼名を金太郎といい、怪力の持ち主で熊と相撲をとったと
童謡にある。強健で、武勇に優れた人物として五月人形にもなり、
子どもの神、健康の神として広く崇められている。
毎年五月五日、この地で、「公時祭り」が行われている。
金太郎伝説に関わる事物として、宿石、菜畑、蹴落石、手毬石、
鯉が淵、姥子などがある。
------------------(公時神社 境内案内板より)
金太郎は知ってても、物語を全部話せる人って少ないよね。
※足柄峠はあっても、足柄山という名の山は実在しません。
南足柄市(神奈川県)に伝わる金太郎伝説:
http://www.city.minamiashigara.kanagawa.jp/kankou/kintaro/kintarodensetu.html
小山町(静岡県)に伝わる金太郎伝説:
http://www.fuji-oyama.jp/kankoubunka_kintarou_story.html
【こんなお話も…】
公時神社は古くから村の守り神として祀られ、人々は『公時祭』を
盛大に開いていましたが、明治の中頃に一旦途絶えてしまいました。
昭和六年(1931)のある日、金太郎ゆかりの『宿石』が、
突如轟音を立て真っ二つに割れてしまうという不思議な出来事が。
「これはもしや、公時さんがお怒りなのでは…」と畏れた村人たち。
そこで彼の怒りを鎮めるべく、昭和八年(1933)に『公時祭』を
復活させたのです。昭和三十六年(1961)には社殿が建てられ、
この年から、毎年五月五日の端午の節句(子供の日)に、
『公時祭』を開くようになったそうです。

神社の脇には金時山の山頂に向かうハイキングコースが。
山頂までは約3km、徒歩一時間半の道のり。道中、金太郎が使用した
と言われている鉞が奉納されている祠を見ることが出来、
山頂付近には金太郎の『宿石』があるとのこと。
金時山は箱根外輪山のひとつで、元々は『猪鼻山』と呼ばれていた
のですが、金太郎が時々この山へ遊びに行っていた事から、
『金時山』と呼ばれるようになりました。

金時山周辺には、金太郎ゆかりの場所がいくつかあるようです。
…が、今回はスルーしてまた次の機会にしようという事に。
住んでいる場所からは行こうと思えば行ける距離にありますし、
特に今すぐにと焦る必要はありませんからね。
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金時山には何度か登ったことがあって、公時神社にもお参りしましたね。
箱根周辺、いろいろと見所があるんでしょうけど、いつも決まったところにしか行かないので、我ながら勿体ないなと思ってます。
沢山の記事にコメントありがとうございます♪
時々冒険して、いつもとはちょっと違う場所へ
足を運んでみても面白いかも知れませんよー♪ ( ´ ∀ ` )ノ
私もあの辺りはもっと散策してみたい感じになっていたりしますw