2015.10.13 探訪
国道一号線を下り方面に行くと見える茶畑脇の急勾配な坂。
カーナビにはその先に『日乃坂神社』とあり、
ずぅっとその神社が気になっていたのですよね。
気になったら行くしかないっしょ。
………なので、いつものように「行ってみた」w
このあたりは東海道の『日阪』と言われるあたり。
神社へ行きたいので、山の方まで上がってきてしまいましたが、
絵で見る場所はもうちょっと下の方にあります。

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東海道五十三次 日阪
浮世絵版画 安藤広重作 狂歌入東海道
倭園琴桜
あたらしく 今朝にこにことわらび餅 をかしな春の立場なるらん
江戸時代末期になると、江戸を中心として諸国への街道が
整備され、物見遊山の旅が盛んに行われ、庶民の関心が
それまでの享楽の場から戸外へ移るにつれて風景画が多く
描かれるようになった。この浮世絵は、広重が天保三年(1832)
「宝永堂版東海道五拾三次」に続き天保十三年(1842)頃に、
視点を変えて風景をとらえた「狂歌入東海道」の日阪である。
---------------------(案内板より)
今は木札しかありませんが、
こんなお店が軒を並べて賑わっていたそうです。
うどん屋に足袋屋…他のお店はどんなだったんだろう?


……と、考えを巡らせるのは置いといて。
モタモタしていないで、先へ進んでいきましょう。

どんどん進んで振り返ってみると、国道一号線が見えます。
あそこから、そこの目の前の道が見えていたんですよねー。

さて、神社に到着。とってもシンプルな鳥居があります。
辺りを見ると本当にココでいいのか不安になってきますけど…

大丈夫、お社はちゃんとあります。
少しばかり荒れてしまっているような印象でしたが、
キチンと管理はされているのでしょうか?
こういう神社を見ると一日かけて綺麗にお掃除してあげたく
なるのは私だけだろうか。ゴチャッとした周囲が写らないよう
写真を撮ってみました。
お社の前にぽつんと御神酒が置かれていたので、
お参りをしている方はいるみたいですね。

神社の御祭神はどなただろう?
少し調べてみると日乃坂神社はかつては事任八幡宮で行われる
大祭の神輿渡御の御旅所となっていたようです。
昔の神輿渡御のコースは事任八幡宮の本宮→現在の社殿がある
御仮屋→氏子の要所をまわって日乃坂神社まで来て夜を迎える
という順番だったそうですが、現在御神輿はここまで来ず、
本陣跡まで来て引き返していくらしい。
★『二の曲り』『沓掛』に続く。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1462.html
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