「4月馬鹿」と言われ、嘘をついても良い日とかなんとか。
企業が一日限定のジョークサイトを作ったり、笑える嘘をついて
みんな楽しそうにしていますけれど、そもそもエイプリルフール
ってのは、皆さんご存知の通り海外からのものなんですよね。
本来日本では嘘をつく日ではなかったのです。
さて、そこで皆さんに質問。
エイプリルフールが日本ではどんな日だったかをご存知ですか?
これは覚えておいて損は無いと思いますので、
ちょっとした『豆知識』として頭の中に入れておいて欲しい。
「嘘をついても怒られない日」という風習は、諸説ありますが、
これは18世紀頃に欧米から始まったものとされています。
我が国に「嘘をついてもいい日」と伝わってきたのは大正時代。
では、大正時代以前の4月1日がどんな日だったかというと、
「不条理の日」と呼ばれ、
「付き合いや義理を欠いている相手に、
失礼を詫びる日」
…とされていたのだそうです。
あなたの周りに、付き合いや義理を欠いている人はいませんか?
今日は、そんなお友達や知り合いに対して素直な気持ちで、
「久し振り!元気だった?」と挨拶をしてみては如何でしょう。
不義理は良くありませんよ。ご縁を大事に致しましょう。
〜 世界のエイプリルフール、様々な説を紹介 〜
【ノアの箱船由来説】
ノアは洪水がおさまって来た頃を見計らい、
陸地を探す為の鳩を飛ばすのですが鳩は陸地を見つけられず、
ノアの元へと帰ってきてしまいます。この日が4月1日とされ、
「無駄な事をさせられる日」と言われている。
【フランス由来説】
1564年、国王シャルル9世が暦にグレゴリオ暦を採用。
これにより一年の始まりが4月1日から1月1日に変更されるが、
国民が反発をし、4月1日に人々が馬鹿騒ぎをした事から。
フランスでエイプリルフールは「4月の魚」と言われており、
(4月には魚が大量に獲れる為「Poisson d'Avril=馬鹿な魚」)
子供達は、4月1日に紙で作った魚を友達の背中に貼り付け、
それに気付いた子をからかうという風習がある。
※この時期は鯖がよく釣れるらしい。
【インド仏教由来説】
3月25日〜31日までの一週間、
仏教徒たちは座禅を組み、厳しい修行を行っていました。
しかしその辛い修行が明けた4月1日には悟りの境地から再度
迷いの世界に戻ってしまう為に「揶揄節」と呼ばれ、
からかいの行事をするようになった。
【その他の説】
・キリストがユダに裏切られたのを忘れないようにする為。
・一日だけ主人と使用人が入れ替わる古代ローマの無礼講祭り。
…と、エイプリルフールにはいろいろな説があり、
どれが起源なのかは正直よくわかっていないようです。
ですが本来、日本では「不条理の日」と言われるだったわけで、
嘘をつくよりも不義理を詫び、一寸ご挨拶にでも行かれた方が
日本っぽくて良いような気がします。( ´ ∀`)ノ
嘘をつくより、皆でこの風習を広めていきませんか?
★おまけ★
イスラム教では「嘘をつく事」がコーランに反するために、
エイプリルフールは強く禁止されているのだとか。
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