旧港からは目と鼻の先にあります。
焼津みなとまつりの時、めっちゃ久し振りに行ってみた。
私がこの資料館に初めて足を運んだのは小学校の社会科見学の時。
そして20代の頃に一度。…で、このみなとまつりの時と、
焼津市内にあるのに今まで三度程度しか訪れた事がない資料館。
展示物は子供の頃からずっと、というか殆ど変わっていないので、
地元民からしたら頻繁に行くような場所ではなかったりする。
市外の人で、焼津の漁業の歴史に興味がある人や、
焼津に住んでいるけど一度も行った事がない人は如何でしょう。

まずは施設の案内から。
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焼津漁業協同組合 焼津漁業資料館
http://www.yaizu-gyokyo.or.jp/gyokyo/museum/
住所/静岡県焼津市中港2丁目6番13号
営業時間/9:00〜16:00(午後12時~13時を除く)
休館日/日曜・祝日・焼津神社大祭(8月13日~17日)・年末年始
※臨時休館日は公式サイトを参照下さい。
入館料/子供:無料
大人:300円(20名以上の団体は150円)
焼津市在住の方は無料。
※公式サイトに割引券あり。
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幾つかある展示物の中から厳選して、ほんの一部の写真をアップ。
焼津に訪れたら是非、これらの実物を目にしてみて欲しい。
【1階展示物】

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櫓船(長さ6米)
これは、木製の沿岸小型漁船です。
明治末期の焼津のかつお船の長さは15米余ありましたので、
この船の2.5倍の大きさで約35名が乗り組んでおりました。
--------------------(資料館 案内板より)
漁民が使っていた道具の数々。

一番目立つ漁船ブリッジ。
これも昔から展示されているもの。ずっとここに置いてある。

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かつお漁船(54t)
現在の漁船は、ほとんどが鋼鉄船やFRP製になってしまって、
この様な木造船は珍らしくなりました。舵・航海器具・灯火・
海図室・寝室など、海の生活に触れてみましょう。
協力 焼津ドック(株) 東北船舶
------------------(資料館 案内板より)


船内に入ってみるとメチャメチャ狭い。

『霧笛』
鳴らしてオッケーの展示物なのでいじってみる。
手前の二本の棒を手にしたら左右に開いて空気を入れ、
戻してみると「ふぉ〜ん♪」と音がします。
外側にいたチビッコが「鳴った!いま鳴ったよ!」
と喜んでおりましたw

霧笛のある部屋の中。
広さは四畳程でしょうか、色々な機器が置かれています。
ちなみに台の下の両側スペースは船員の寝室。
「え!こんな棚みたいな場所が?!」ってビックリする
と思うけどこれが当時の船の寝室なんです。
※正確には仮眠室ですが。
ウチの母も昔、船の中を見せてもらったらしいですが、
(本当は女人禁制だけど見せてもらったと言ってました)
これと全く同じ大きさの寝室があったそうです。

寝室のゴザがもうボロボロになっていますね。
昔はもうちょっと綺麗なゴザだった気がするんですが…
取り替えればいいのに、どうして取り替えないんだろう?
こんなにボロボロになるまで放置されているとか、この資料館、
やる気があるのかないのか、はたまたゴザを新調するお金を
ケチっているんだろうかと不満点が出てきたりする。

一畳あるかないかの中で睡眠をとるのはかなりツラそう。
仮眠をとりながら、この丸い小窓から海を見張ります。
しかしあれだな…この中で寝るって絶対に体痛くなりそう。
寝返りがうてなくて常に緊張状態なのではないだろうか。
ある意味、昔の漁師さんって凄いわ。

★その2に続く!
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1623.html
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