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この橋は大宮川に架かる『日吉三橋』の内のひとつ『二宮橋』。
日吉三橋はその他に走井橋、大宮橋とあり、この二宮橋は山王祭の時
のみにしか渡ることが出来ません。


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二宮橋は、東本宮(二宮)へ向かう参道の、大宮川にかかる
花崗岩製の石造反橋ですが、木造橋の形式によって造られたものです。
川の中に十二本の円形の橋脚をたて、その上に三列の桁をおき、
桁上継ぎ材をならべ橋板を渡し、両側に高欄をつけています。
上流にかかる大宮橋とほぼ同規模で、幅5.0メートル、
長13.9メートルを測りますが、構造はより簡単で、橋脚の貫もなく、
高欄も板石と擬宝珠付親柱で構成されています。
天正年間(1573〜92)豊臣秀吉が寄贈したと伝えられていますが、
本橋が現在の石橋に掛け替えられたのは、寛文九年(1669)
のことです。
大正六年(1917)八月、日吉三橋の一つとして国の指定文化財と
なりました。
------------------(日吉大社 境内案内板より)
日吉大社付近は、歴史的風土特別保存地区としてまもられています。


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この付近は、古都保存法に基づき日吉大社歴史的風土特別保存地区
として指定されています。
全国の日吉神社の総本宮である日吉大社の境内には、
国宝の西本宮本殿・東本宮本殿をはじめ数多くのすぐれた文化財や、
大宮川の渓流に架けられた風情ある日吉三橋などをみることができ、
これらが境内の緑深く広大な樹林の景観と一体となって、古都大津の
特徴ある歴史的風土を構成しています。
現代を生きる私たちが先人たちから脈々と受け継がれてきたこれら
の枢要な歴史的風土を次世代に継承し、古都における伝統と文化を
育んでいくことが必要です。
------------------(日吉大社 境内案内板より)
西本宮の山王鳥居が見えてまいりましたよー。

鳥居の前に『猿塚』と言われる所があります。
日吉大社で飼育されている神使の神猿さんが退落する(亡くなる)と
この塚に葬られるそうです。


日吉大社の御神徳についての案内板。

西本宮に到着しましたよー。有名な山王鳥居です。
この特徴ある『山王鳥居』は、日吉大社独特の鳥居です。
鳥居上部には合掌の形を表す束があり、別名「合掌鳥居」とも言われ
神仏習合の信仰を伝えています。

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山王鳥居の特徴は明神鳥居の上部に三角形の破風が乗った形をして
いて、仏教の胎臓界・金剛界と神道の合一を表しているとされます。
山王信仰の象徴であるため、山王鳥居と呼ばれています。
山王信仰とは、最澄が比叡山に天台宗を開いた折、
唐の天台山の守護神「山王元弼真君」にちなみ、既に比叡山の守護神
としてご鎮座されていた日吉大神を「山王権現」と称する、神仏習合の
信仰です。
独特の鳥居である事から、分霊社の中にはこの鳥居を模して建立
する例も少なくありません。 (例)東京赤坂鎮座 日枝神社など
------------------(日吉大社 公式サイトより)
さぁ、山王鳥居をくぐって更に進みますよー。
★西本宮(その2)に続きます。
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