検索でいきなりこの記事に辿り着いた人は東本宮の記事からどうぞ。
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いよいよ西本宮でお参りですよ。
その前にまずは楼門からの説明を致しますね。

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楼門とは、二階建で階上に縁があり、屋根は上の一つしかない形式
の門のことです。西本宮楼門は、東本宮楼門と同様、三間一戸
(戸とは出入口のこと)、入母屋造、桧皮葺の建物です。
東本宮楼門と比べると、規模は大きく、壮麗です。木部は丹塗を主と
したもので、上下の釣り合いがよく、木の縁によく映えます。
四隅には猿の彫刻、前後に極彩色の蟇股があります。
確実な資料はまだ発見されていませんが、天正十四年(1586)頃
に造営されたものではないかと推定されています。
大正六年四月五日に国の指定文化財なりました。
---------------(日吉大社西本宮 境内案内板より)
説明板にあるように、四隅を見上げ注目してみると、
お猿さんの彫刻があります。それぞれ違ったお猿さんですので
じっくり観察してみるのも楽しいかも知れません♪

楼門をくぐりました。
下の写真は西本宮拝殿(手前)と御本殿(奥)。

日吉大社 西本宮
http://hiyoshitaisha.jp
御祭神:大己貴神 (旧称:大宮 大比叡)
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天智天皇の御代(668)、大津京の守護神として奈良の大神神社
から勧請。織田信長の比叡山焼討ちで、すべての社殿が消失
しましたが、西本宮は最も重要な神様であったため、信長の死後、
いち早く再建されました。
---------------(日吉大社西本宮 境内案内板より)
古事記を読んだ事のある人ならご存知かと思いますが、
大己貴神というのは、大国主さんの若い頃のお名前です。
御神徳は「厄除け・方除け・縁結び・商売繁盛」。
拝殿についての説明です。
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この拝殿は、方三間(桁行三間、梁間三間)、一重、入母屋造、
檜皮葺、妻入りの建物です。
柱間は四方とも開け放して、屋根の妻飾りは木連格子、回り縁は
高欄がつき、天井は中央部が一段と高くなった折上小組格天井と
なっています。
日吉大社の他の同じ形の拝殿のうちでは、一番手の込んだ構造と
なっており、天正十四(1586)年本殿と同時に建てられたものです。
昭和三十九(1964)年五月に重要文化財に指定されました。
---------------(日吉大社西本宮 境内案内板より)
続いてこちらは西本宮の御本殿。

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この本殿は、桁行五間、梁間三間、日吉造、檜皮葺の建物です。
日吉造は、一名を聖帝造ともいい、全国では、日吉大社にだけ
みられる特殊な構造です。つまり、三間・二間の身舎の前面、
両側面の三方に庇がめぐらされた形で、側面や背面にその特色を
見せています。また、正面には、一間の向柱と浜床をつけ、
縁高欄がまわりをめぐっています。
天正十四(1586)年に復興されたものですが、慶長二(1596)
年に改造されています。
昭和三十六(1961)年に国宝に指定されました。
---------------(日吉大社西本宮 境内案内板より)
社殿のそばに大きな御神木があります。
これは『桂(かつら)』の木です。

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西本宮・大己貴神様は奈良の大神神社より、
比叡山の麓にお越しになり、携えていた御杖をこの地に挿し立てた
ところ、桂の木に成長しました。その由緒を尊び、毎年4月の山王祭
では桂を冠に挿し、その御神徳を仰ぎます。
---------------(日吉大社西本宮 境内案内板より)
画面に全部収まりきらないので、離れた場所から撮ってみました。

続いて写真を撮り忘れた宇佐宮をすっ飛ばして白山宮へ。
★白山宮ほかの記事へ続く!
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