と言われる日。天皇陛下が先祖供養の宮中祭祀をおこない、
それと同時に「国家安寧・五穀豊穣」を願う日です。
でもってこの時期は秋の彼岸の時期でもあるワケなのですが、
皆さん、お墓参りはお済みでしょうか?
(=゚ω゚)「えー、墓参り?メンドくさくね?」
SERUNA:「はいそこ、そんな事言ったらダメですよー。
ご先祖様が居たから私たちがいる。先祖供養はしっかりね」
※下の写真は以前、桜ヶ池で撮影したもの。

ここからちょっとだけ話を脱線。
「彼岸」といえば私が好きな花に『彼岸花』があります。
子供の頃、この時期そこらじゅうに咲いてた彼岸花(昔はもっと
彼岸花が咲いていた気がするんですが、今な少ないですね…)
ネックレスを作って遊んだ思い出。彼岸花の別名は『曼珠沙華』。
「死人花」という名前をつけられたり、不吉な花とか怖い花などの
イメージで定着しているちょっと可哀想な花ですけれども、
私はそうは思わないんですよね。
田んぼの畦道や、お墓の近くによく咲いているのを見かけますが、
あれにはちゃんと意味があって、彼岸花に毒があることからそれを
利用して『害獣』(土葬だった時代には遺体を喰ったり、または
農作物を荒らしたりしていた)が悪さをしないよう植えられていた
名残りだといわれていて(害獣駆除の役目を果たしていた)、
川の土手に咲いているのは、モグラが穴を掘りまくると土手の強度
が弱くなるため、それら害獣を寄り付かせないよう植えた名残り。
ご先祖様たちはちゃーんと考えて彼岸花を植えていたんです。
なおかつ凄いのが、彼岸花の球根には神経毒が含まれていますが、
毒を抜けは食用にもなるし、その毒が実は薬にもなるという。
「そんな物を最初に食べようとしたご先祖スゲェ!」ともなるけど
(こいつを食べる状況に陥った時は余程困窮した時ですけどね)
それを知ったら彼岸花の見方がちょっと変わるでしょ?
彼岸花から先人の知恵を感じます。
先祖のお墓参りについては勿論のこと、
彼岸花のネックレスの遊び方も、彼岸花の毒についても、
昔はいろいろ教えてくれる親や祖父母が居たと思うんですけど、
今の時代はそういうのを教えてくれる人も少なそうですね。
(教えてくれる筈の世代が知らないってのもあるかも)
…記事の最後にこれを置いておきます。
【彼岸花の花言葉】
「悲しい思い出」「想うはあなた一人」
「再会」「また逢う日を楽しみに」
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昔から不思議なのが、魚の「フグ」とか最初に食べた人は死んでる気がするのですよね……で、人死にが出りゃ普通は「食えない魚」となりそうな気もするのですが、現在では高級食材として扱われてるわけで……
彼岸花の球根も然り。いや、昔の人って本当に凄えわ。
つーか、毒を抜いて食すまでが人柱的な……勇気いるねw
それにしても、彼岸花の花言葉は素敵で御座いますね。
群生する彼岸花の姿は怪しくも美しく、実に神秘的で御座います。
( ̄^ ̄)ゞ☆
いつもコメントありがとうー♪
何人もの犠牲の上に美味しい食材が。確かにフグって、
「これ以上の猛毒は無いだろう」ってなくらいの毒があるのに、
アレを何としてでも食べてやろうと頑張ったご先祖スゲェっすな。
免許を持っている人が捌かないと超危険な魚で、内臓には必ず毒が
含まれるってのに、フグの卵巣を何年も糠漬けにして無毒化させて
(それもなぜ無毒化されるかという理由がよくわかっていない)
食べる地方まであるのも凄い。食に関してはマジで日本人の変態力
(褒め言葉ですw)のハンパなさを感じますね。
>彼岸花の花言葉は素敵で御座いますね。
まさにお彼岸の時期に合った美しい花言葉ですよね。
この時期咲く彼岸花が目に飛び込んでくると、ついついじっくりと
眺めてしまいます。生まれ変わりが本当にあるのなら、
ご先祖様とまた逢える日が来るのでしょうかね。