毎年言い続けているのですがそれまでにいつもストックが
なくなってしまい11月の新嘗祭までもたなかったりする。
だが、10月の神嘗祭さえ過ぎればOKって事で、
ウチではもう新米解禁。
(゚ω゚)「なんで新嘗祭まで新米ダメなの?」
SERUNA:「それはね…」
現在『新嘗祭』は「勤労感謝の日」という言葉に変えられて
しまいましたが、新嘗祭は天皇陛下が皇居の『神嘉殿』
において新穀を天照大御神をはじめとした神々にお供えをし、
神の恩恵に感謝なさった後、天皇陛下御自らもこれを
お召しあがりになる宮中祭祀を行う日なのですよ。
春には、収穫を祈願する『祈年祭』。
秋には、収穫を感謝する『新嘗祭』。
ざっくり説明すると11月の『新嘗祭』は収穫祭。
全国各地の神社などではこの時期、神様に収穫を感謝する
お祭りが行われていると思うのですが…
日本の風習といいますか、昔の人は新米はこれらのお祭り
を迎えて神様にお供えをしてからでないと口にしないもの
だったのです。
そして10月の『神嘗祭』というのは、
これもざっくり説明すると伊勢神宮の神様に
その年に収穫された新穀を捧げる日。
えー、つまりはあれだ。
「新嘗祭までお米がもたないよ!」という人は
神様が先に新米を口にしてしまえばOKなので、
新嘗祭まで待たずともその前の神嘗祭さえ
過ぎてしまえばギリ大丈夫って事で。
(゚ω゚)「じゃあもう、神嘗祭は過ぎたから大丈夫だね!」
SERUNA:「本当は新嘗祭まで我慢したいトコだがな」
我々日本人は自然・収穫される米・神々に感謝する
気持ちというものを持っていたハズなんですけど…
スーパーに新米が並び始めると「我先に!」と
競うように買って新米を口にする。
お金を払っちまえばそんなものは関係ない?
何だか段々と、自分本位の世の中になってきている
ようで残念な気持ちになりますね。
現代人、ちょっと贅沢しすぎですよ。
ならばどうだろう?ここはひとつ昔の人に倣い、
神様に感謝を捧げてから新米を頂くという事を
やってみるべきだと思うんですが如何だろう?
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