→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-194.html
【三峯神社の社殿について】
本殿は、一間社春日造り。県指定の文化財。
寛文元年(1661)に建立。昭和36年(1961)に改修復元され、
平成16年(2004)に塗り替えられたものです。
拝殿は、寛政12年(1800)建立。昭和37年(1962)改修。
極彩色の彫刻で覆われており、拝殿正面に掲げられている額は、
有栖川宮一品親王殿下による御染筆。本殿と同じく平成16年(2004)
に塗り替えが行われています。
煌びやかな社殿に思わず目を奪われますね。

そうそう。拝殿前の石畳には龍神が隠れているそうです。
賽銭箱の横にお水が置かれていますので、お気持ちを納めてから、
足元に水を撒いてみましょう。紅い瞳を持つ龍神が浮き上がってくる
と思います。この龍は2012年(辰年)に急に現れたものなのだとか。
※写真は撮りませんでした。

『重忠杉』と言われる御神木の樹齢はおよそ800年。
鎌倉時代の武将『畠山重忠』が奉納したもの。彼は三峯神社を大変篤く
崇敬していたそうです。↓武将についての詳細はこちら。
http://kamakura-guide.jp/hatakeyama-shigetada

境内には、狛犬とは少し意味が違う『神使』の像が。
神使像についてはこちらに詳しく載っていますので参考にどうぞ。
→http://www9.plala.or.jp/sinsi/07sinsi/01sinsi.html
色々と面白いサイトです。
さて…
三峯神社には、ヤマトタケルの眷属と言われる『山犬(オオカミ)』
の像があちこちにあります。奥多摩や秩父地方は、犬神信仰が大変
多い地域でございます。オオカミは不思議な力を持つと信じられ、
『大口真神(おおくちのまかみ)』と呼ばれています。
「お犬様」と親しまれているオオカミは神社のお札にもなっており、
お札は一般的には「買う」のではなく「授かる」などの言い方をする
のが普通ですが、ここではあらゆる災厄から護るものとして一年間
お犬様を「拝借する」(御眷属拝借)という言い方をするのです。

ここで言う『山犬(オオカミ)』とは、現在は絶滅してしまった、
ニホンオオカミの事を指します。ヤマトタケルの眷属(神使)が
何故オオカミかは、このあと参拝する寶登山神社のレポートにて
詳しく触れてみようと思います。(記事:©SERUNA)
★その3に続く
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-196.html
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