去年の暮れのお話で申し訳ない。
清水へ向かうため、途中で静岡浅間神社にお参り兼、
年越の大祓で立ち寄りました。あ、勿論この日は氏神様への
ご挨拶もキチンと済ませていますから大丈夫ですよ。

現在、静岡浅間神社は「平成の大改修」真っ最中。
境内の重要文化財社殿(26棟)を20年かけて化粧直し中です。
この楼門も小正月を過ぎたら、漆塗り工事に入るため、
二年間覆いがかけられてしまいます。現在の状態を見られるのは
これが最後という事で、しっかり目に焼き付けてきました。

今回は全てを回ったわけではないので、
ざっとご案内致しますね。
楼門をくぐって目の前に現れるのは『舞殿』です。
文化14年起工、文政3年竣工。
江戸時代後期に造営された社殿中唯一素木造り。

その向こうに大拝殿があります。
向かって左側が『浅間神社(冨士新宮)』。
主祭神は木之花咲耶姫命。配祀神は瓊々杵命、栲幡千々姫命。
向かって右側は『神部神社(駿河国総社)』。
主祭神は大己貴命。配祀神は瓊々杵命、栲幡千々姫命、東照宮。

大拝殿についての説明があったので、書き写しておきます。
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神部神社 浅間神社 大拝殿(重要文化財)
徳川三代家光将軍時代、日光東照宮と共に大造営された社殿は
惜しくも火災にて消失した。
現社殿は、十一代家斉将軍時代文化年間幕府直営にて巨額の
費用と多年の星霜、最高の技術を駆使して造営されたもので、
豪壮華麗の美極まり「東海の日光」と稱されております。
殊にこの神部神社浅間神社両社の大拝殿は他に類のない特殊な
重層楼閣造りで、世に「浅間造」と稱され、当社の象徴的建造物
であります。
高さ八十一尺(約二十五メートル)もあり外観は彩色絢爛、
殿内は百三十二畳で、天井には狩野栄信、寛信の筆に成る墨絵龍
と極彩色の天女が画かれております。
--------------(静岡浅間神社 境内案内板より)
さて…五十年に一度、新たに塗り替えられた『大歳御祖神社』
が、ピカピカに生まれ変わったということで、行ってみました。

こちらは大歳御祖神社の拝殿。


そして綺麗な漆塗りの御本殿。
大歳御祖神社の主祭神は大歳御祖命。配祀神は雷神。

それ以外の境内社については公式ページをご覧になって下さい。
http://www.shizuokasengen.net/
さて、時間になったので会場へ。
神事は『浅間神社会館』で行いました。

下の写真、この中には形代と切麻が入っています。
切麻を左→右→左と体にかけ、そのあと形代を身体にスリスリ。
形代に息を三度かけたら半紙の中にしまって回収。

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新年清らかに 静岡浅間神社で年越大祓式
http://www.at-s.com/news/article/local/central/442386.html
---------------(リンク先:静岡新聞ニュース)

暮れは浅間神社で祓い、今こうしてスッキリとした気持ちで
新年を迎えることが出来ましたよ。
浅間の神様ありがとう!
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