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古墳内部に入ってみました。
中は若干温度が低くひんやりとした空気。
手前のは「舟形石棺」、奥に見えるのが「竪穴式石棺」。


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何人が埋葬されていたのか。
この石棺は盗掘されていたため棺内の埋葬人数はわからない。
石棺のうしろ(南)にはこれよりあとに作られたもう一つの
埋葬施設(木棺を石で囲った竪穴式の石槨)があった。
したがってこの古墳には二人以上が埋葬されたわけだが、石棺が
中心人物のもので、石廓はその近親者を葬ったものであろう。
--------------------(石棺説明文より)







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王の棺をよくみてみよう。
これは八幡塚古墳の主を埋葬した石棺である。
柔らかい石を身と蓋に分けて切り出し、くり抜いて造ってある。
石工が鉄の工具で削った跡も鮮やかである。魔除けや復活を
祈って内部は赤く塗られている。この石棺は国内でも大きな部類
に入り保存状態も良い貴重な資料だ。
石棺外寸(蓋・身)長 3.2m×幅 1.5m×高 1.4m(突起含む)
棺身内法 長 1.2m×幅 0.7m×深 0.45m
--------------------(石棺説明文より)

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何が出土したのか。
石棺は蓋を割られ、完全に盗掘されていたが、
小さな玉だけが取り残されていた。棺の右脇の石組み空間からは
鉄製の農耕具のミニチュアが出土した。貴重な鉄を独占した王の
祭祀用具である。
第二埋葬部の跡からは、太刀、玉、甲の破片等が出土している。

--------------------(石棺説明文より)

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石棺はどのように埋められた?
石棺はまず頂上に掘った大きな穴に据えられた。続いて遺体を
納めて蓋をし、まわりを河原石で覆い、さらに土を盛って内部に
封じ込められた。
こうした埋葬方法は、通路と部屋を造る横穴式石室と区別して
竪穴式石室と呼ばれる。横穴式より古い埋葬方法である。
※今あるような内部空間は本来なかったものである。
--------------------(石棺説明文より)
★その4に続くよ!
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