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「おくざしき」。
部屋の中が暗くてなんだかわからないと思いますが…

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私たちは幼少の時分、よく祖父母から炉端話に、ザシキワラシの
事を聞かせられたものである。そのザシキワラシとはどんなもの
かと言えば、赤顔垂髪のおよそ五〜六歳位の子供で、土地の豪家
や由緒ある旧家の奥座敷などにおるものだということであった。
そのものがおるうちは家の富貴繁昌が続き、
もしおらなくなると家運の傾く前兆だともいわれていたという。
佐々木善善著『遠野のザシキワラシとオシラサマ』
-----------------(おくざしき 説明文より)
お部屋の灯り。

暗くてなんだかわかりませんね。

画像をいじってみたところ、向こうに壁と家具のようなものが。
何か写ってたらどうしようとドキドキでしたw

「ねべや」。
読んで字のごとく寝室です。ものすごく狭かった。

古い写真です。
赤ちゃん用の「蚊帳」の中で寝かしつける家族(?)。
今の若い子たちは蚊帳って何なのかを知らないだろうな。
これは赤ちゃん用だけど、本当は蚊帳って部屋の中を囲う感じ
にするんですよね。

家族と食事の風景でしょうか。

繭玉糸取り体験コーナー。
説明を見てもやり方がよくわからなかった… (´・ω・`)




「茶の間」にあった赤ちゃんちぐら。
正式には「えんつこ」「えずこ」と言うそうです。
未来に残したい伝統工芸品ですね。

昔の道具。

曲り家の中から外を見る。

外へ出て「雪隠(せっちん)」へ。
(注:コレはあくまで展示用なので使えません)
恐らく若い子は「雪隠ってなに?」状態だと思いますが、
簡単に説明するとトイレの事です。やり方はというとですね…
板に足を乗せ、この間の隙間にするんです。
落ちたらいけないので、縄にぶら下がって用を足します。

昔のトイレは、こうして家とは離れた場所にあったんです。
というか自分の時代はもうトイレは家の中にあって、
ちゃんとした水洗でしたけどねw


ちなみに木のヘラのようなものでお尻を拭いて、
汚れた使用済みのヘラは、下に捨てる場所があります。
このヘラは「籌木」と呼ばれるもので、汚い呼び方で言うと
「くそべら」という別名があるものです。
現代では、こんなのとても考えられないッスな…
使えと言われたら私は絶対に嫌かもw

ちと汚い話が続きますが昭和30年代くらいまでは「肥溜」
ってやつがありましてね、それらは畑の肥料に…
という事を若い子が知ったらきっとブッ倒れるかも知れません。
そんな肥料で作られたお野菜を口に出来るか?と聞かれたら、
私はそういうので育った人間ではないので無理ですけどw
★その8に続くよ!
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