行方市立麻生東小学校のすぐそばに、小さな神社があります。
ヤマトタケルゆかりの地ということで行って参りましたが、
付近に駐車場が無いので、旦那を置いて一人山のぼり。
ちなみにここの山道は通学路になっているようです。
こういう所に小学校関係者以外の人間が来るのは珍しかろう。
まして旅行者がこんな場所に来るなんて滅多に無いだろうな。
「…あれ?もしかして私、子供から見たら不審者じゃね?」
と思っている時、ちょうど下校時間にかちあう時間に、
一列に並んだ子供たちの集団が。
子供A:「( ^ω^ ) こんにちはー!」
SERUNA:「あ、こんにちは」
子供B:「( ^ω^ ) こんにちはー!」
SERUNA:「はーい、こんにちは」
子供C:「( ^ω^ ) こんにちはー!」
SERUNA:「はいはい、こんにちは」
子供D:「( ^ω^ ) こんにちはー!」
SERUNA:「こんにち…」
子供E:「( ^ω^ ) こんにちはー!」
SERUNA:「こn」
子供F:「もうみんなやめろ!可哀想だろっ」
(;゚Д゚) ちくしょぉぉぉぉーーー!
…さて『御船神社』に到着しましたよ。
先ほど歩いていた道からは、すこしだけ横に逸れた場所。
奥まった寂しい所にポツンと鎮座しております。
マジで人が来るなんてあまり無いだろうな。


でも社殿は建て替えられているし、掃除もされている形跡が…
一応、ちゃんと管理はされているのだろう。

御船神社の摂末社。

向かって左から「大黒天」「加波山三社大権現」。
一番奥が「御船大明神」。ちなみに一番大きな石碑には、
「天皇陛下御在位六十年記念」と書かれていました。


さて、お参りしましょう。

御船神社
御祭神:日本武尊
-----------------------------
景行天皇の二十八年(未だ年号の無い時代)日本武尊は、
御艦によって東国を平定中この地に接岸して上陸、ここより騎乗
して征旅を進めた。里人は御艦の接岸地に石祠を建て聖地として
永く保存すると共に、栗色の駒を得られたところに駒形神社を
祀り、騎馬軍の勢揃いした場所に尊を祀る神殿を設け、
御艦にちなんで、御船神社と名付けた。(後にこの御艦は化して
岩となった)大同二年(807)の事と伝えられる。
----------------(御船神社 境内案内板より)
注連縄がかかっていたので、恐らく御神木。

ちなみにこの神社には「ナーバ流し」という奇祭があるそうな。
稲わらで男性器と女性器を型取って合体させて神田に奉納し、
生殖の様子を稲に見せることで、五穀豊穣を願うというお祭り。
風が吹く事でこいつが男女の営みをするように見えるから、
「田んぼの稲たちが刺激を受けて…」ということらしいw
http://kitakan-navi.jp/archives/21636
ギッタンバッコン…
稲穂A:「おぉぉ!オラ達も負けていられねっぺぇー!」
稲穂B:「見せつけやがって!負けねぇぞ!」
稲穂C:「たくさん実るべー!」
(=゚ω゚)「まぁ、イヤラシイ」
SERUNA:「エロく考えたら負けですよw」
【プチ情報】
この神社からもう少し行った場所に日本武尊ゆかりの「玉清井」
(玉清井神社)という場所も。霞ヶ浦のすぐ近くにあるのだが、
そこもオススメしておこう(こちらは随分前に行った事が…)。
ブログに訪問ありがとう!
記事が面白かったら拍手をポチッとして戴けると嬉しいです。