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参拝を終えましたら、元来た参道をずーっと戻ります。
香取神宮には『要石』と呼ばれるものがございます。
古くからこの地方では地震が多く、むかしむかしの人々は…
「地中には巨大なナマズが住み着いていて、グラグラ揺れるのはきっと、
そのナマズが暴れているからだ」と言ってとても恐れていました。
現代の人なら「そんな馬鹿な!」なんて笑っちゃうかも知れませんが、
昔はそうやって考えられていたのです。
香取神宮の『経津主大神』と鹿島神宮の『武甕槌大神』は、
地中深く石棒を差し込んで、大ナマズの頭尾を刺し通して黙らせたと
言われているそうです(ちなみに鹿島神宮の要石はナマズの頭を。
香取神宮の要石はナマズの尾を押さえていると言われている)。

その時の石棒がこの『要石』と呼ばれるもの。
地中から出ている部分をよく見てみると香取神宮は凸形、鹿島は凹形。
(形から、陰陽の考え方も関係してくるのだろうか?)
埋れている部分の深さは、幾十尺と伝えられているようです。
貞享元年(1684)に水戸光圀公が香取神宮を参拝の折、中を見てみよう
とこれを掘らせたところ、香取神宮の要石は三日、鹿島神宮の要石は
七日七夜掘っても最後まで根元が見えなかったという逸話があるそうな。
どこまで埋まっているのかが気になりますよね。

ここから奥宮はすぐなんですが、今回は時間が無いのでスルー。
帰りに、参道にある厄落とし団子のお店でお団子買って食べました。
写真付きレポートはまたのちほど。(記事:©SERUNA)
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