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2019年06月17日 (月) | 編集 |
刃物を持つキチガイに立ち向かうのは無理なのは常識。
いろんなタガが外れて脳がブッ壊れている人間の動きなんて、
格闘家でも予想がつきませんからね。

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剣道の達人「刃物を振り回す相手には私でも勝てない。
とにかく逃げなさい」武道、無駄だった…

http://www.anige-sokuhouvip.com/blog-entry-30490.html

----------------(リンク先:アニゲー速報)

でもって、自分の体験談で思い出した事があるので、
某SNSの日記から(サイトが無くなる前に)転載しておきます。
9年前のですが、わかりやすく若干編集をしました。
言っておきますけどこれ、実話ですからね。

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【酒乱ってイヤだねぇ】
実家が飲食店なんですが、
夜間に目つきのおかしな人が店の中に入ってきまして…
「酒飲ませろ。隣の店がやってねえって言うんだ」
色黒で背がでかくガタイがよくて、何かナイフの一本でも持って
いそうな。足元がフラフラしているから酔っ払いなんだろうなと
思いましたが、それにしてもただの酔っ払いとは少し違う、
マジキチみたいな目つき。

「隣はやってるでしょ。ココはお酒は置いていませんよ」
本当はあるけれど母が無いと即答。
母が私の近くにいて何かあったら助けなきゃとも思ったし、
普段から「自分の身は自分で守らなきゃならん」といつも考えて
いるので、ここは冷静にそいつの特徴を頭の中に記憶。
コイツがカウンターに入ってきたらという事を考えて逃走経路や
近くに置いてある包丁を何とかしなきゃとかも色々。
(ゆっくり考えていたわけでは無く、瞬時にパッパッと…)

母:「飲むなら隣しかないですけど」
男:「飲ませてくれる店まで案内しろ」
母:「店を出て右側です」
そしてその男は隣の店に。

ちょうどウチの店内にお客さんも居なかったので、男がまた
来る事を予想して速攻全部の電気を消して店を閉めました。
二階が自宅なので、自宅の電気もすべて消し、窓からコッソリ
男を観察。…すると予想通りそこの飲み屋でも断られたのか、
すぐにその男は居酒屋を出てきた。
そいつはウチの玄関の扉をドンドン叩き、ガチャガチャノブを
回している。コレ冗談抜きマジ怖いですよ。
側にいる父に一言「早く通報して!」と速攻110番通報。
毎日いつも一人威張りくさって母を困らせている父。
通報する声が震えていました。何と情けなく頼りない事か。

外に男の姿が見えなくなったところで警察が到着。
顔やら服装やら私が記憶した事細かなそいつの特徴を話すと
『手にやけどの跡』でお巡りさんが「ああ、アイツかな…」と。
どうやら警察にお世話になっている事の多い、酒を飲むとタチ
が悪くなる男のようでした(普段は大人しいらしい)。

何事も無くて本当に良かったけれど、あとから考えたら、
家族の中で一番冷静だったのは私かも知れない。
母は「とにかく目を合わせるのが嫌だった」とか。
「今日みたいなのが来たらまたウチの店に回してくれていいよ」
と言ってくれた隣の居酒屋のおじさんに感謝。
父なんかよりも心強いです。

【後日談】
「ウチには(お酒)置いていませんよ」と断った母も冷静を
装っていたけれど、本当はもの凄く怖かっただろうなと思います。

母曰く、父はまるで自分が家族を守ったんだと言わんばかりに
常連のお客さんに自慢話をしていたそうです。
私と母の側にいる男になかなか近付かなかったクセに。
(私は何があろうと側にいる母だけは守ろうと思った)
110番通報する時、電話する手がなかなか動かなかったクセに。
(私が「イチイチゼロ!」って言うまで動かさなかった)
本当に一家の大黒柱なんだろうか?

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あの時、守るものも守らず遠巻きにニヤニヤして見ていただけの
腰抜けの父に対する心の闇は置いておくとして…

でね、この時の私は「もしこの男が向かってきたら刺し違えて
でもいいから、母と自分の身を守るために逆に刺してやろう」
とか「正当防衛を主張すれば何とかなるだろ」とか考えていたん
ですよね「怖いなんて一瞬でも考えたら殺されてしまうから、
こちらも遠慮なく、殺す勢いの覚悟でブッ壊れてやろう!
我が身を守るためならキチガイを殺すのも仕方ないよね!」と。
「コイツを刺したら明日の朝刊に載ってしまうのかー」とか、
「ワイドショーで卒アル晒されるんだろうなー」とか、
「あぁ、これで私の人生終わるのか」とかマジで思いました。
(頭の中でそういう光景が浮かんでしまったくらいです)
状況から少なくとも減刑はされるだろう…とも。
※本文にもありますが、これが頭にパパッと浮かぶんです。
通常の状態だと、多分こういう感覚はわからないと思う。

ブッ壊れた相手に向かって行くには、自分もブッ壊れないと
絶対に勝てないと思います。無論、自分も傷を負うこと前提で。
無傷で勝とうなんて漫画みたいな世界絶対にありえませんわ。
あと、自分を壊す前にそれなりの覚悟も必要かなーと。
誰かを守り、自分も守る為には色々なものを捨てる覚悟だとか、
まあ、その辺は色々とね。


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ジャンル:日記
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