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大楠まで誘導するかのように、不自然に黄色い珪藻土で固めた
とっても歩きづらい変な参道が出来ていました。なんなのコレ。
神社ならばもっと自然と調和した美しい参道をだな…
大楠への小路の詳細。
http://www.kinomiya.or.jp/top/komichi.html


http://www.kinomiya.or.jp/top/ookusu.html
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大楠の由来
大昔の大楠を御神体として、よろずの人が信仰していたもので、
いわゆるひもろぎ神社であった。樹齢は二千年以上と謂れており
ます。古くからそのまわりを一周廻る毎に一年間生き延びると
伝えられ、廻った人は医者いらずといい、一名不老の楠とも
呼ばれている。此の大楠の由来は宮地直一・加藤玄智両博士の
著書にも明かである。昭和八年二月二十八日に文部省より国定の
天然記念物に指定された。
※こちらの文章は神社入り口鳥居そばにあった案内板のもの。
------------------(来宮神社 案内板より)


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日本最樹齢の楠 国指定天然記念物 大楠
文部省大臣指定 昭和八年二月二十八日
樹齢 二千年以上/周囲 23.9m/高さ 26m以上
御由緒
古代においては此の楠へ神の御霊をお招きして、お祀りして
おりました。現在は当社の御神木となっております。此の大楠は
二千年の間、世の天変地異を経て今の世に至りましてもその樹勢
は衰えずいよいよ旺んにして根は深く大地をふまえ巌石の如き
様相を呈し「延命長寿」の象徴とされています。
世の貴顕紳士をはじめあらゆる方々が訪ねて来られ、此の大楠の
前にたたずみ何物かを感得されて帰られます。
※こちらの文章は大楠のそばにあった案内板のもの。
------------------(来宮神社 案内板より)
ぐるっとまわっていきましょう。



大楠の裏側です。大楠をスケッチする人・写真を撮る人・
大楠に祈る人・大楠を仰ぎ見る人・そっと触れる人…この大楠は
この場所で二千年もの間ずっと、様々な歴史・多くの人間たち・
人々の営み・人々の願いを見送ってきたんだなと思うと感慨深い
ですね。私が生きているン十年なんて短い短い。



この大楠は二千年、どんな風景を見てきたのだろう。
変な事を言うようだけど、この大楠を通してそれを全て見たい。






嬉しいことや悔しいこと、悲しいことや楽しいことの全て、
もしも大楠の気持ちを知る事が出来るなら、私はこの大楠に
大昔の色々な事を教えてもらい、お喋りがしたいです。
魔法でも使えない限り、絶対に叶わない事だけど。
私がいなくなった後もきっとこの大楠は生き続け、
私が見ることのできない未来をも見届けることだろう。
遠い未来、この樹の周りにはどんな人達が集っているのか。
★その4に続くよ!
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