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鹿島神宮には十二年に一度の式年大祭『御船祭』がございます。
御船祭
■御船祭のおこり■---------------------
常陸国風土記に「毎年七月に舟を造りて津宮に奉納する」
とあるように、鹿島の神と船との関係は創生時代にまで遡ります。
東路の果てに位置する鹿島はその昔、外海の太平洋と西の内海の中
で船団の航行によって栄えた古代東国文化の要衝でした。
従って御船祭は、東海を扼する鹿島に鎮座して関東の開拓鎮撫に
当たる鹿島の大神を奉ずる人々の足跡を伝える祭りであり、
凡そ1700年前の応神天皇の御代より伝わる鹿島神宮最大の祭典
なのです。
十二年に一度の午年に斎行されるのは、十二支が一巡すること、
また午は方角では南、時刻では正午と陽性が最も盛んであること
から来ています。この大祭にはあらゆる邪気と不景気を祓う
一陽来復の願いが込められています。
-----------------(御船祭パンフレットより)
さて、今年は午年!
十二年に一度の御船祭が行われるようですよ。
日時や内容については、各自下記リンク先にてご確認下さい。
http://www.kashimajingu.jp/wp/904.html
■御船祭の見どころ■--------------------
御船祭はその壮麗さとその規模共に鹿島神宮最大の祭典であり、
内海での御船祭としては最古最大の祭典ですが、
その見どころは以下の通りです。
まずは九月一日午前十時、勅使をお迎えしての例祭が厳粛に
斎行されます。そして午後四時半より提灯まちの神事があり、
大きな青竹にたくさんの提灯をつけた大提燈が勇壮に練り歩き
奉焼され、その後午後八時より神幸祭が斎行、御分霊を奉斎した
御神輿が行宮へ渡御します。
九月二日午前八時、行宮御発輿祭の後、約二千人の供奉員による
「鹿島立ち」の陸上大行列があり一路大船津へ。北浦沿岸の大船津
には昨年竣工した水上鳥居としては国内最大級の一之鳥居が
ありますが、設置された桟橋を通って御神輿が鳥居をくぐり御座船
へと進む様は見どころのひとつでしょう。これに先立ち大船津では
様々な奉祝行事が行われ祭りを盛り上げます。
御発船祭の後、御神輿を奉戴した竜頭で飾り付けた御座船は
八十余隻の供奉船を従えて鰐川から浪逆浦をへて香取市加藤洲の
斎杭まで進みます。その船の船団渡御は約二時間を要します。
拝観は大船津より南へ伸びる堤防、新田、谷原、鰐川の両岸の堤防
がよいでしょう。
正午頃、香取神宮による御迎祭があり、対岸の潮来河岸では、
奉迎者の前で奉祝行事が賑やかに行われます。
御迎祭を終えると船団は一路帰路へつき、午後四時半に楼門前にて
行宮御着輿祭が執り行われます。九月二日はそのすべてが見どころ
と言えます。
九月三日午後十時、行宮祭を斎行、そして午後三時には御神輿
を本宮に還御する還幸祭が行われるほか、祭り期間中町内では
山車が引き出され祭りを彩ります。
----------------(御船祭パンフレットより)

上の写真は宝物館前に置いてあった御座船の竜頭w
もし今年、鹿島の『御船祭』へ行かれる方がいらっしゃいましたら、
周辺は駐車場が少ないですから、なるべく公共交通機関を使いましょう。
★その6に続きます。
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