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下の写真は「種貸社」。


御祭神/倉稲魂命
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初辰まいりにて一番目にお参りする神社で『延喜式』神名帳、
『住吉大社神代記』に多米神社と記載されている歴史のある古社
です。稲種を授かって豊穣を祈る信仰であったものが、時代と
ともに商売の元手、元本、また子宝祈願の信仰に発展したものと
考えられます。近年、商売をされている方の参拝や子宝祈願など
日本全国より多くの参詣者が訪れています。
例年3月17日の祈年祭に先立ち、五穀の種をお祓いして
農業関係者にお分かちする神種頒賜祭という神事が行われており、
種貸信仰の原点を見ることができます。
----------------(住吉大社 公式サイトより)

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【元種を授ける神】
初辰まいり1番参りで、「願いの種」を授かります。
ご祈祷した「お種銭」を授かり、これを商売などの元手に加えて、
資本充実の祈願をします。また、子宝祈願の崇敬も厚く、
殿内にはお子様を授かった方が奉納した「種貸人形」が喜びの数
だけございます。
----------------(住吉大社 公式サイトより)
さて問題です。コレは一体なんでしょう?

正解は一寸法師のお椀の船です。
記念写真用に用意されていました。顔はめパネルと一緒に如何?

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一寸法師発祥の地 住吉大社
昔話で有名な一寸法師は、室町時代から江戸時代にかけて成立
したとされる物語集の「御伽草子」に出てくるお話で、その冒頭
では住吉大明神にお祈りし、そのお陰で子供を授かるところから
始まります。
この背景には、住吉大神の御加護を得て、無事に応神天皇を
御出産になられた神功皇后様(第四本宮御祭神)や、
薩摩藩主島津氏の祖となった島津忠久公が生まれた誕生石などの
安産や子宝に関する説話が広く知れ渡っていたことが伺え、現在
でも、ここ住吉大神境内の種貸社は、神種を授ける神様として、
各種農業の種、子授けや商売の元手となる資本金、
良い知恵を授けて下さる神様として篤く信仰されております。
子宝
資本 元種の神 住吉種貸社
知恵
住吉の御誓に、末繁盛に栄え給ふ、世のめでたきためし、
これに過ぎたることはよもあらじとぞ申し侍りける。
(『御伽草子』)
----------------(住吉大社 境内案内板より)
「種貸社」の裏手に行ってみた。


写真左「児安社」御祭神/興台産霊神
写真右「海士子社」御祭神/鵜茅葺不合尊

【おまけ】
住吉大社の常夜燈。写真では上手く伝わらないかもですが、
普通のよりもデカイのがいっぱいなので注目してみて欲しい。



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