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2019年12月28日 (土) | 編集 |
2019.5.29 探訪 
旦那が行きたがっていた「横溝正史疎開宅」へ向かいます。
時間があまりないので作品にまつわる場所は通りすがら
ついでに立ち寄る感じで写真に収めてきました。自分は特に、
コアなファンでは無いので簡単に紹介していきますね。

まずは「本陣殺人事件」で金田一耕助が事件解明のために
降り立った『清音駅』。顔はめパネルがありました。

20190529_清音駅_001

20190529_清音駅_002

20190529_清音駅_003

『旧岡田村役場跡』
現在は「岡田地区公園」という児童公園となっています。
この公園の目と鼻の先に本陣殺人事件に出てきた「川田屋」
という場所があったそうなのですが…(遠景から撮影した
時に立った位置のちょうど背後左手側あたりに建っている)
写真は撮ってきませんでした。無能で申し訳ない。
気になる人はストリートビューで確認してね。(´・ω・`)

20190529_旧岡田村役場_001

20190529_旧岡田村役場_002

良い年した大人なのに、こういう遊具に乗りたくなっちゃう
気持ちがキミにはわかるかい?(乗った)

20190529_旧岡田村役場_003

『横溝正史疎開宅』へ。
https://www.kurashiki-tabi.jp/see/252/
入館料は無料です。

ボランティアさん曰く、2018年の西日本豪雨でこの辺りの町は
水没などして大変な事になったそうですが、この住宅だけは、
奇跡的にも水害を免れて無事だったと仰っていました。
ただし水はすぐ近くまで来ていたみたいです。

20190529_横溝正史疎開宅_001

----------------------------
倉敷市横溝正史疎開宅 〜名探偵金田一耕助誕生の家〜
 世界的な推理文壇の大御所横溝正史氏とその一家は、
太平洋戦争末期、東京での戦禍を避けて、ここ真備町岡田で
約3年半の疎開生活を送った。
 当時、軍部の圧力で探偵小説を書くことができなかった
正史は、岡田地区の人と交わり、 畑でジャガイモ作りなどに
精を出した。
しかし、いつの日か本格的な長編作品を書きたいと考えた
正史は、東京から運んだ蔵書を読み、地区の親しかった人達
から農村の因習、農漁民の生活などの話を聞き、作品の構想
をあたためた。
 戦後、正史が日本で初めて本格理論的な推理小説を拓いた
「本陣殺人事件」「獄門島」「八つ墓村」など多くの名作が、
この地で発表され世界の文壇に躍り出た。
 名探偵 金田一耕助は、「本陣殺人事件」で磯川警部と共に
初めて正史作品に 登場した。
 正史の日記によると彼・耕助は、昭和21年4月24日この家
で生まれたことになる。

--------------(横溝正史疎開宅 案内板より)

20190529_横溝正史疎開宅_002

20190529_横溝正史疎開宅_003

こんな像があったので撮影。

20190529_横溝正史疎開宅_004

----------------------------
横溝正史
 1902年に神戸で生まれた横溝正史は、東京での博物館勤務
を経て、1932年から作家専業となりました。1945年、
戦争激化によりここ真備町岡田(旧岡田村字桜)へ疎開。
 約三年間のこの地での生活は、地元住民との温かい交流に
より、大変充実したものでした。都会育ちで人と接すること
が不得意だった正史にとって、気さくに方言で話してくる
田舎の人々との交流、人々から聞く話は、作家生活に多大な
影響を及ぼし、金田一耕助シリーズ誕生へと繋がるのです。

この像は、ここ疎開宅での写真をもとに立体化しています。

---------------------(説明文より)

20190529_横溝正史疎開宅_005

横溝さんは主にこのお部屋にいらっしゃったそう。
写真や切り抜きなど様々なものを見せて下さいました。
「今日はどちらから?」と聞かれ「静岡から車で…」と答え、
えー!と驚かれてしまう私ら。そらそういう反応にもなるわw

20190529_横溝正史疎開宅_006

お部屋の写真を撮ってのんびり資料を見ていると、
ガイドのご婦人が「お茶でも飲みながらゆっくりしていって」
と麦茶を入れてくださり、かと思えば「パンもどうぞ♪」
「お菓子とお饅頭もあるからどうぞ」「コーヒーもあるよ」
と、まるで私ら親戚のお家にでも来たかのようなおもてなし。
逆に「あぁぁ…すみません、何だか申し訳ないッス」と恐縮。
お腹一杯になったので五本入りの菓子パンを一袋残したら、
「お持ち帰りどうぞ♪ 車の中で食べながら行くといいよ」と、
これも私たちに持たせてくれたりして、美味しいおやつを沢山
ご馳走になってしまいました。

あの時はご馳走様でした。
ただの観光客にこんなにも親切にしてくださるなんて…
倉敷での良い思い出になりましたよ。

20190529_横溝正史疎開宅_007

下の写真は横溝正史さんと奥さんの遺品。

20190529_横溝正史疎開宅_008

こんなギミックもあったりなんかして。
説明のテープが流れていました。

20190529_横溝正史疎開宅_009

20190529_横溝正史疎開宅_010

あのお部屋で構想を練ったり執筆したりしていたのか…
と少し遠目からお部屋を見てみる。

20190529_横溝正史疎開宅_011

縁側に行ってみよう。

20190529_横溝正史疎開宅_012

縁側の隅っこにウサギ小屋とぬいぐるみのウサちゃん。
昔、兎を飼っていたんだろうか?質問してみればよかった。

20190529_横溝正史疎開宅_013

当時のままのお庭。

20190529_横溝正史疎開宅_014

横溝さんの昔の写真が飾ってあったのでその写真を見ながら
夫婦で一枚づつコレと同じポーズで記念撮影していきました。
ボランティアさん:「あら、こういうのも面白いわねー」
再現するも背の低い私は、石に腰掛けて足がピーンと伸びて
しまったw

20190529_横溝正史疎開宅_015

「黒いひまわりが咲いているから撮っていくといいよ」
と言われて行ってみる。場所は横溝正史疎開宅のすぐ前の畑。
初めて見たが、黄色いひまわりに混じり本当に咲いていた。
うぅむ…黒いひまわりとはミステリーっすな。
こういうアイテムは殺人事件の謎解きに使われそう。

20190529_横溝正史疎開宅_016

20190529_横溝正史疎開宅_017

★その2に続く!
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3048.html


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コメント
この記事へのコメント
金田一と言えば市川崑
毎度どうも。年末を如何にお過ごしでしょうか。私はゴミの片付けに翻弄されてぐったりで御座います。まあ、日頃から片付けておけと……

さて。金田一シリーズは何回も復刻されてますが、やっぱり市川崑監督の初期の作品が大好きですね。今でも時々観てしまいます。金田一役はやっぱ石坂浩二だなぁ……って書いてたらまた観たくなってきたぞw

( ̄▽ ̄)ゞ< よし! 分かった!
2019/12/29(Sun) 19:20 | URL  | 紅@KOH #YInHV9pY[ 編集]
Re: KOHさん
こんばんは、いらっしゃいませ。いつもコメントありがとうー♪
年越し前の大掃除、KOHさんお疲れ様です。

>金田一役はやっぱ石坂浩二だなぁ

禿げ上がるほど同意。刷り込まれてしまっているのもありますが、
昭和世代の私らにしてみたらKOHさんが仰る通り金田一は石坂さんの
イメージが強いッスな。そういえば金田一シリーズではつい最近、
ドラマで「悪魔の手毬唄」をやっていましたね。
https://www.fujitv.co.jp/kindaichi_returns/
これはこれで悪くはないけど、やっぱり昔のが一番かな。

どうでもいいけど来年の8月にスケキヨのfigmaが出るようだけど、
https://www.goodsmile.info/ja/product/8853/figma+犬神佐清.html
値段も高いしこれを買っていくマニア層がどれだけいるのか
気になって仕方がなかったりしますw
2019/12/29(Sun) 19:56 | URL  | SERUNA★静岡 #-[ 編集]
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