このブログで何度か記事にしている静岡浅間神社。
何度か取り上げているのにも関わらず、全体的な紹介をした事
が無かったのでざっと紹介していこうと思う。
まずはこちら。浅間神社の楼門については過去ログ参照。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3486.html
【浅間神社・神部神社 大拝殿】
※拝殿前に建っているのは舞殿。

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浅間神社・神部神社 大拝殿(重要文化財)
徳川三代家光将軍時代、日光東照宮と共に大造営された
社殿は惜しくも火災にて焼失した。
現社殿は十一代家斉将軍時代文化年間幕府直営にて巨額の
費用と多年の星霜、最高の技術を駆使して造営されたもので、
豪壮華麗の美極まり「東海の日光」と称されております。
殊にこの神部神社浅間神社の両社の大拝殿は他に類のない
特殊な重層楼閣造りで、世に「浅間造」と称され、
当神社の象徴的建造物であります。
高さ八十一尺(約二十五メートル)もあり外観は彩色絢爛。
殿内は百三十二畳で、天井には狩野栄信、寛信の筆に成る
墨絵龍と極彩色の天女図が画かれております。
-------------(静岡浅間神社 境内案内板より)
大拝殿に向かって左手側が浅間神社、右手側が神部神社。

静岡浅間神社
http://www.shizuokasengen.net/index.html
御祭神/
浅間神社 主祭神:木之花咲耶姫命
配祀神:瓊々杵命、栲幡千々姫命
神部神社 主祭神:大己貴命
配祀神:瓊々杵命、栲幡千々姫命、東照宮
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神部神社・浅間神社(二社同殿)及び大歳御祖神社の三社を
総称して、静岡浅間神社(通称おせんげんさま)と申し上げる。
神部神社は第十代崇神天皇の御代、約2100年前に駿河開拓の
祖神・駿河の国魂の大神として鎮座され、延喜式内社であり、
平安時代には駿河国総社となる。『国内神名帳』には美和明神
と記され、『類聚国史』に従一位と記載されており、
この地方最古の神社である。
浅間神社は延喜元年(901)、醍醐天皇の勅願により富士山本宮
より分祀され、爾来富士新宮として国司の尊崇を受ける。
大歳御祖神社は応神天皇4年(273)今から1700年ほど前に、
古代この地方の物流の拠点、商業の中心地であった
「安倍の市」の守護神として創祀され、延喜式内社であり、
『国内神名帳』に正二位奈古屋明神と記され、
静岡市の地主神である。
三社とも朝廷をはじめ国司・武将等の崇敬すこぶる篤く、
駿河国総社・静岡の総氏神さま、駿河の大社として広く信仰
されている。
御本社神部神社・浅間神社・大歳御祖神社のほかに
境内には、麓山神社・八千戈神社・少彦名神社・玉鉾神社の
四境内社が鎮座している。
-----------(静岡浅間神社 公式サイトより抜粋)
残りの説明は長いので、下記リンク先を参照ください。
http://www.shizuokasengen.net/yuisho.html
【八千戈神社】
浅間神社の社務所の真向かいに鎮座しています。

御祭神/主祭神:八千戈命
相殿神/浅間神社末社九社の神々、
大歳御祖神社末社三社の神々、麓山神社末社三社の神々、
旧安倍郡城内鎮座 稲荷神社・保食神、
旧安倍郡明屋敷村鎮座 国分天神・菅原道真公、
騎射御霊・崇道盡敬皇帝
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本境内社は、明治以前は徳川家康公が合戦常に奉持した
念持仏の摩利支天を祀ったことから東照公ゆかりの摩利支天社
と称された。 維新後神仏分離に際し、金印木像は臨済寺に
遷され、以後八千戈命をご祭神とする。
昭和五年五月二十九日昭和天皇御親拝の折には、
神部・浅間両社御修理中で当社を仮殿としていたので、
この大前で御親拝あらせられた。
当社は東照公ゆかりの幕府崇敬の社で、社殿の造営も
本社に次いで行なはれた。
特に名工の誉高い立川和四郎富昌の彫物が中国の二十四の
親孝行物語を題材に社殿周囲欄間に飾られていることは
著名である。
現在では、武神として信仰され、一般に勝負事の祈願所として
広く信仰を集めている。
-------------(静岡浅間神社 境内案内板より)
八千戈神社の前には「勝瓢掛所」。
必勝祈願の瓢箪がたくさん掛られています。

【大歳御祖神社】
倉稲魂神・大年神の母神がお祀りされています。

御祭神/大歳御祖命(別名 神大市比売命)
配祀神/雷神
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総国風土記によれば第十五代応神天皇四年(約1700年前)
の鎮座と伝えられ、延喜式内社である。もとは社名を奈吾屋社
とも称した。
往古の安倍の市(静岡)の守護神であり、農・漁・工・商業等
諸産業の繁栄の守護の神として信仰される。
-------------(静岡浅間神社 公式サイトより)
★その2に続く!
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3528.html
★浅間神社に来たら賤機山古墳もどう?
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3526.html
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