このふたつは本来、焼津神社の氏子地区のみの風習でしたが、
近年は焼津市外からも御祈祷を受けにやってくる人が多いようです。
今日はあいにくの天候。写真が暗っぽくて申し訳ないです。

毎年のことですが、何だかとっても和やかムードw
本日は地元テレビ局の取材が入っていて、カメラがまわっていました。

■幟担ぎ祈祷
『幟担ぎ祈祷』は赤ちゃんが誕生してから三年間、子供の名前と共に、
「奉納焼津神社」と書かれた幟旗を担いで神社の拝殿で無事成長を祈願する
御祈祷を受け、そして三年目にはその幟を神社に奉納して終わります。
(現在は幟を記念に持ち帰っても良いらしい)

■神ころがし(国選択 無形民族文化財)
幟かつぎ祈祷一年目の赤ちゃんは『神ころがし』という神事を行います。
神ころがしは産声報告と、無事成長の祈願を込める神事。
赤ちゃんは神社の総代に抱きかかえられ「アンエットン」の掛け声と共に
空中で三回程クルクルと回されます。

神様の庭である拝殿前斎場で泣く事によって「神様から力強い命を戴ける」
とされており、この時の泣き声が高ければ高いほど健康に育つと言われ、
また泣き声をあげる事によって氏子になれるという加入儀礼でありますが、
魂の再生を願う『鎮魂』『魂鎮め』の信仰行事であります。

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総代さんも、可愛い赤ちゃんに思わず笑顔。
確かに誰もが赤ちゃんの前ではこんな顔になっちゃうよねw

他の場所に目を移しても「あんえーとん」とぐるぐる回される子供w
「うわあぁぁあぁぁぁん!」って元気に泣く子供もいるし、
中には何をされているのかわからず、全く泣かずに冷静な子供も。

回し終わってから赤ちゃんを抱っこして、
「たくさん泣いたなぁ、元気に育つぞー」と笑顔の総代さんに萌えるw

私は赤子の時に、この神事を受けた事がなかったそうな。
母に「何でよ」と聞いたら「仕事が忙しかったから」だそうで… orz
でもほら、子供の頃は七五三なんかはキチンと焼津神社でやったし、
神社の近くに住んでるし…あっ!赤子の頃に宮参りもここでやったぞ。
私も焼津神社の氏子ですからね。(記事:©SERUNA)
焼津神社大祭 『荒祭』についてはこちら!
→ ココをクリック♪(以前書いた記事)
★その2に続きます。
→ http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-355.html
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焼津市民が熱狂する一年に一度の荒祭りですね!
以前の職場にも焼津の古い方が居ましたが三日三晩家に帰らない、なんてことを言っておられました。
それはさておき、「神ころがし」と言う言葉、真っ先に運動会的な何かを想像していましたが、赤ちゃん泣かす神事なんですね。また、昼間は勿論ですが、夜間遅くにも神事が執り行われるなんて思っていた以上に凄いです。
暑い季節ですし、御身体大事になさってくださいませ。
いつもコメントありがとうございますー♪
焼津の人間にとってそれはもう、ものっすごぉぉく大事なお祭りですよー♪
神社の大祭で二日間のうち、実はこの一日目よりも二日目が本番といった感じ。
ちなみに二日目も夜は遅くまで御神輿を担いだりと、白装束として参加して
いなくても普通に見ている側としても充分楽しめるお祭りでございます♪
>暑い季節ですし、御身体大事になさってくださいませ。
お気遣いありがとうございます♪
今日も暑いので、御神輿について行く時に倒れないように気をつけます。
赤ん坊をくるくると……☆
赤ちゃんは「泣いてなんぼ」なので、泣いた分だけ大きく育って欲しい。うむ。
( ̄▽ ̄)ゞ☆
いつもコメントありがとうー♪
きっと初めて聞くと『神ころがし』は、
面白おかしな行事なのではないかと想像しちゃう人続出ッスな。
それにしても赤子の頃にこの神事をやった人が羨ましいよぉぉぉー。
私もくるくるされたかった… orz
初日のこの神事は、御神輿とは正反対にとってもほのぼのとしたムード。
神ころがしを受けた子供には、元気にすくすく成長して欲しいモンです。
…というかKOHさん、タイトルwwww