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「盗掘孔」について。実物大の模型がありました。
人が一人すっぽり入れるくらいの穴です。
歴史的にこういったお墓で盗掘ってのはどの国にもあるけど
遺体・遺骨があるのに墓荒らしとかちょっと私には
盗っ人の気持ちが理解できないな…


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奇跡的に朱雀を残した閉塞石の盗掘孔。
棺を入れた後に石室をふさぐ閉塞石に、泥棒が入り込んだ
あとがありました。石を壊して孔をあけ、石室内に入り込んだ
のです。しかし偶然にも、その孔は石の内側に描かれた朱雀を
避けてあけれられていました。
永遠の眠りのための密閉は、漆喰で入念に。
閉塞石とは南の壁面のこと。棺を入れた後、石室をしっかり
と封じるためのものです。そのため、石の周囲には、ていねい
に漆喰を詰めてありました。
---------------------(説明文より)
キトラ古墳の壁画について。

「青龍」東壁


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天井石の隙間から流れ込んだ泥土によって、多くの部分が
隠れており、赤外線撮影でも前脚の付け根あたりまでしか
確認できません。頭に日本の角をもち、口は大きく開き、
舌と下アゴが長く描かれています。鼻の両脇からは牙が上に
2本、下に2本突き出ています。前脚を前方に伸ばし、
肩に飾り毛をつけています。
---------------------(説明文より)
「玄武」北壁


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西を向く亀の胴体に蛇が大きく円弧を描いて巻きつき、
上部で蛇の頭と尾を交差させています。亀は後ろを振り返り、
蛇と顔を突き合わせています。蛇の体には斑点模様が描かれて
いることが特徴です。
---------------------(説明文より)
「白虎」西壁


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通常の白虎とは逆向きで、頭が北を向いています。
細身で首が長く、両目を見開いて口を開き、前脚を突き出して
います。尾は右後ろ脚の下をくぐって立ち上がっています。
顎や肩、脚の関節あたりから羽毛が出て風になびいているよう
に見えます。両肩と後ろ脚のあたりには赤い彩色があり、
腹にも朱色が塗られています。耳の毛や黒目の細かい描写も
注目されます。
---------------------(説明文より)
「朱雀」南壁


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クチバシを西に向け、地を蹴って羽を広げ、
今にも飛び立とうとしているような躍動的な姿は、きわめて
珍しいものです。全体はキジのように細身で、頭にかんむり状
の羽と耳のような飾り羽がついています。
長い尾羽が5本描かれており、尾羽の付近では下書きのヘラの
痕跡がよく観察できます。鎌倉時代の盗掘により、左羽根の
先端の一部を欠きましたが、姿の大半が残っています。
---------------------(説明文より)
★その3に続く!
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