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一緒に見学している気持ちで見て頂けたら幸い。
【2000年前の楼閣を復元】


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この楼閣は、紀元前1世紀頃の壷に描かれた絵画を元に復元
しました。刻み梯子で登る高床式建物で、欄干には鳥、
屋根には渦巻飾りがついています。宗教的な建物として、
唐古・鍵遺跡のどこかに建てられていたと推定していますが、
実際に楼閣が建てられた場所はまだ特定できていません。
---------------------(案内板より)
ここに来たかった理由、それはこの楼閣を見たかったから。
埴輪、縄文、弥生時代の本を見ていた時にココの史跡のお話が
あって「いつか見に行きたい」と思っていたんです。



【銅鐸がここで作られた】

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ここから南100mにある北幼稚園の北側の30m四方ほどの
範囲に、銅鐸などの青銅器を鋳造する工房が作られました。
この地区は、ムラの東南部で風下にあたり、計画的に配置
されていました。この工房には、弥生時代で最も高度な技術を
もった農業などをおこなわない専門工人が住んでいたのです。
---------------------(案内板より)
公園内、他にも色々あったけど省略。
楼閣を遠景から。


公園内で使えるアプリが出ているようです。
これから行かれる人は、このアプリをインストールさせて、
それを使いながら見学すると面白いかも知れませんよ♪
「アプリを入れるまではちょっと…」という人はこのアプリの
入ったiPadの貸し出しもしているようですので如何でしょう。
詳細/https://www.karako-kagi.com/ar/
↑これ、もっと早く気付けば良かった… (´・ω・`)
古代に興味のない人が見たらきっとただの公園に過ぎないけど
私はこういうの好きなので、遥か昔の祭りの光景などを
あれこれ妄想しながら見学するのはちょっと面白かったです。
弥生時代の人たち、まさか自分たちが居た場所を未来人に観察
されるなんて想像もしていなかっただろうな。
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唐古・鍵遺跡(唐古・鍵遺跡史跡公園)
https://www.karako-kagi.com/
住所/奈良県磯城郡田原本町唐古50-2
問い合わせ先/0744-34-5500
開園時間/9:00~17:00(入園時間は9:00~16:30まで)
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ブログに訪問ありがとう。
「こういう史跡も面白いね」と思った人、拍手をポチッと♪
この時代、どんな営みや祭礼が行われていたのか妄想するしかないですが、ヒントになるものがいっぱいありそうですね。
それにしても、楼閣の渦巻き型の屋根飾りは面白いですね。何を表しているんでしょう。
大きな建物の大きな柱は、何処からどうやって持ってきたのか。
その立て方までどうやって判ったのか興味は尽きないです。
いつもコメントありがとうございます♪
>渦巻き型の屋根飾り
遥か昔の装飾古墳に「蕨手文」が描かれていたり
(それらの古墳は九州地方にいくつか存在しています)、
金錯鉄帯鉤などの装飾品に蕨手文が表現されていたりと、
このクルクルとした蕨手文は「呪術的なもの」と考えられて
いるようですよ。
>何処からどうやって持ってきたのか。
古代は今よりもっと自然が多そうですけれども、
少し離れた場所から持ってくるにしても大変そうですよね。
確かに、どんな風に運ばれてきたのか気になります。