→http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3687.html
石段を上がってお参りをしましょう。


葛木坐火雷神社
http://fuefukijinja.org/
御祭神:火雷大神、天香山命
----------------------------
御創建は神代とも神武天皇の御代とも伝えられるが
詳らかでない。
しかし、当社に伝わる旧記には、『笛吹連(当社の祭祀を
代々受け継ぐ持田家の先祖)の祖 櫂子は火明命の後にして
崇神天皇の十年 建埴安彦を討ちて功あり 天皇より天磐笛を
賞賜せられ笛吹連の名を命ぜられる』とあり、
崇神天皇の御代には既に当社が鎭座していたことが伺える。
又、平安時代に全国数万の神社より特に靈験灼かな神社を記載
した延喜式神名帳には、
『葛木坐火雷神社二座並名神大月次相嘗新嘗』と記されている。
ここに記された神社を式内社というが、延喜式内の神の数は
大中小社併せて三一三二座あり、神社の数は二八六一社ある。
その内七一座のみ、祈年祭、月次祭、新嘗祭、相嘗祭に朝廷
より幣帛を賜った。御祭神火雷大神、天香山命はこの七一座に
御加列になり、その上名神大社に列せられたばかりでなく、
国の大事には必ず勅使(天皇の御名代)が参向され幣帛を
捧げられた。
-----------------------(↓続く)

----------------------------
火雷大神を祀る火雷神社と笛吹連の祖神天香山命を祀る
笛吹神社の二社は元々別にお祀りされていたようだが、現在は
合祀されて主祭神二座(火雷大神・天香山命)となっている。
天香山命の子孫 笛吹連が代々この地に住み、祖先神に奉仕し
この土地を笛吹と称えた。その為か、現在も正式な
葛木坐火雷神社という名よりも笛吹神社という名の方が
地元の人々にも親しまれている。
火雷大神が火の神様であることから、火を扱う職業
(飲食業・製造業・工場)や消防関係の崇敬を集めている。
又、天香山命の御神徳から笛やフルート、尺八等楽器の
上達を願う方の崇敬が篤く、全国各地から奉納演奏に来られる
方も多い
------------(葛木坐火雷神社 公式サイトより)
奥に古墳があります。
拝殿の横を進んでいきましょう。


向かって右手側に見えるのは御本殿。
その本殿の背後に円形墳が。


----------------------------
お祀りされているのは、「健多乎利命」と云われています。
《御祭神天香山命→→→健多乎利命→→→笛吹連》
古墳の手前も入り口も扉が付けられており、中に入る事は
出来ません。当社の西側の山は「神山(こやま)」と言います。
元々この名の通り、神山が信仰の対象であり、ここで祭祀が
行われていました。
我が国に仏教が伝えられ、徐々に神社も本殿を建てて神様を
お祀りするようになりましたが、当社の本殿はなぜこの場所に
建てられたのでしょうか。
山の頂上でもなく、山の正面でもなく、神山に分布する80基
程の古墳の中で一番大きな古墳「笛吹神社古墳」よりも低い
場所なのか。
------------(葛木坐火雷神社 公式サイトより)

扉からカメラを石室入り口に向けてズームしてみる。

----------------------------
県指定史跡 笛吹神社古墳
葛城山系から東へ派生した低い丘陵上に総数約80基から
なる笛吹古墳群があり、笛吹神社古墳はその古墳群の東端に
築かれた円墳である。
墳丘規模は、東西約25m、南北約20m、高さ約4mである。
埋蔵施設は南に開口する横穴式石室であり、玄室の中央に
石棺が1基ある。石室は全長約12.5mであり、玄室は長さ約
6.0m・幅約2.4m、羨道は長さ約6.5m・幅約1.7mを測る。
玄室の壁には1.0〜1.5mの花崗岩の巨石を3〜4段積み上げ、
5枚の天井石が架けられている。石棺は凝灰岩製の刳抜式
家形石棺であり、蓋の長辺にそれぞれ2箇所の突起がある。
石棺蓋は長さ約2.1m、幅約1.25m、高さ0.6mを測る。
6世紀に築造された笛吹神社古墳は、大型の石室に家形石棺
をおく葛城地域屈指の後期古墳である。
指定年月日:平成10年3月20日
--------------(葛木坐火雷神社 案内板より)
おまけ。
古墳をあとにして絵馬がかけられている場所。
………うん、まあこうなってるとは思ってたけど。

【最後にちと呟かせて欲しい】
アニメも神社も両方大好きな私の考えです。
勝手に聖地化するのは別に知らんけど、神社内でコスプレする
ってのは「ちょっと違う気がする」のは私だけでしょうか。
神社は聖域であり、イベント会場ではないのです。
色々言いたい事は過去ログにあるのでお暇な人はどうぞ。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-3422.html
そこの宮司さんが「いいよ」って許可するならお好きにって
感じだけど、神社の人はあまり積極的には勧めないと思う。
丁度いいロケ地としか見てない人多いようだから釘刺しとく。
ブログに訪問ありがとう。
記事への拍手をポチッとして頂けると嬉しいです。
火の神様と音楽の神様が同居している、面白い神社ですね。
リンクから公式ウェブサイトを見せていただきましたが、詳しい
道案内が付いているし、「パカッと割れた大きな岩」は・・・当社にはありません、と過激な鬼滅の刃ファンをやんわり牽制するような言葉があるし、雨の日は滑りやすいとか、イノシシが出るとか、なかなかホスピタリティにあふれる神社の印象です。
ここは良いですね。こういうとこ、好きです。
鬼滅ファンじゃないけど、ぜひ伺いたいです。
いつもコメントありがとうございます♪
>やんわり牽制するような言葉
恐らく、勝手に聖地化されてしまうまでは聞かれなかったような
問い合わせが沢山来たと思われるのでその対策かも知れません。
コスプレに関しての注意事項も書いてありましたが、
あまりしないで欲しいように受け取りました。まあ当然ですね。
私も、厳しい感じではなく「みんな空気読んでね⭐︎」的な、
その「やんわり」注意する言い方が良いなと思いましたよ。