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前宮の御本殿は、
十間廊の場所より約200m登った場所にあります。
諏訪大社の栞によればこちらにお祀りされるのは建御名方神の
奥さんにあたるかたで『八坂刀売神』という神様です。
※記紀には登場しません。

信濃國一之宮 諏訪大社 上社前宮
http://suwataisha.or.jp/honmiya018.html
御祭神:八坂刀売神
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前宮とは上社本宮に対し、
それ以前にあった宮の意味とも考えられている。
前宮の祭神は建御名方神とその妃神八坂刀売神と古くから
信じられ、ここ前宮の奥に鎮まるところが墳墓と伝えられる。
古来より立ち入ることが固く禁じられ侵すときは神罰がある
といわれた。四方には千数百年の歴史を有する御柱が七年目
に建てられ、現在の拝殿は昭和七年に伊勢神宮から下賜された
材で造営されたものである。
---------------(諏訪大社 境内案内板より)
ここは諏訪大明神が最初に居を構えた地と言われ、
諏訪信仰発祥の地とされています。
前宮の脇にはとても綺麗な水が流れる小川がございます。
■名水 水眼の流水
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古くから“すいが”と呼ばれ、山中より湧出する清流は、
前宮の神域を流れる御手洗川となり、昔から御神水として
大切にされてきた。中世においては、この川のほとりに精進屋
を設けて心身を清め、前宮の重要神事をつとめるのに用いた
と記録されている。
この水眼の源流は、これより約1キロメートルほど登った
山中にあるが、昭和五年に著名な地理学者・三沢勝衛先生
によって、はじめて科学的調査がされ、
その優れた水質は「諏訪史」第二巻に取りあげられている。
---------------(諏訪大社 境内案内板より)

この川の水の透明度は凄いです。
水に手をやってみると、キンキンに冷たかったですよ。
…前宮のレポはここまで。次の場所へと急ぎます。
【余談です】
諏訪大社の御祭神はみなさんおわかりの通り『建御名方神』。
建御名方神は、古事記では建御雷之男神に敗れ諏訪まで逃走し
「ここから出ないから許して!」とゴメンなさいしています。
で、諏訪大社で行われる『御頭祭』は鹿の頭を七十五頭も神に
捧げるわけですけれども…あれれ?そういえば鹿といえば、
ミカヅチさんの大事なお使いの動物では……
建御雷之男神:「お前っ…俺の可愛い鹿を…!」
建御名方神:「ごめんなさいごめんなさい!」((((;゚Д゚)))))))
私の中でこんなコミカルな妄想が始まってしまうのは秘密だw
★その5に続く。
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その前にちょっと休憩。
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