浜当目へ行った帰りに立ち寄りました。
罪切地蔵尊は焼津駅から近い距離にあります。

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徳川家康と罪切地蔵尊
徳川家康が当地において、武田勢と一戦を交え、
敗走し当地焼津北村の草庵僧に救われた。
家康は天下を制定し3年後駿府へ居を構えた。
その後家康は度々高草山で鷹狩りをした際、その一命を救って
くれた草庵に立ち寄り報恩を以って名剣を授け帰命山阿弥陀寺
として建立。その後宗禅和尚は当寺に伝わる名剣は秘宝であるが
仏道において人を切る刀を所持するは仏の道にあらずとし、
経文と共に石棺に納め現在地に埋め辻堂を建て国家安寧、
罪障消滅、家内安全の大法要を営んだ。
これが現在に至り由緒深い徳川家康ゆかりの罪切地蔵尊であり
有難き経文のご利益に依って、衆生諸人の前世の因縁罪業を
一切このお地蔵尊が切ってくれるということで「罪切地蔵尊」
と言われるようになったのである……
-----------------(罪切地蔵尊 案内板より)
いつも気になっちゃうんだけど、経文と共に埋められたという
寺の秘宝であったその剣はまだこの下に埋まってるのかな?
【地蔵尊霊水】


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罪切地蔵尊の御利益について
人は、誰もが苦しみや悲しみ、悩みをもっています。
心を開いて、素直な気持ちで罪切地蔵尊にお願いしてみては
いかがでしょうか。
あなたの苦しみや悲しみ、願いごとを書き記して地蔵尊霊水
に託してください。そして静かに目を閉じて、五秒ほど合掌
して下さい。尚、あなたの願紙は胎蔵界曼荼羅へと消滅します。
-----------------(罪切地蔵尊 案内板より)

【罪切地蔵尊縁日大祭について】
毎月の縁日には御本尊が開帳されます。
小さな町の小さなお祭りなので派手さは無いです。
このコロナ禍なので去年は中止していましたけれど、
私は気が向いたら行く程度かな。

奉納された提灯。
すぐ近くの駅前通り商店街に並ぶ店の名前も。

四年前に訪れた時の記事はこちら。
http://ajiteiseruna.blog.fc2.com/blog-entry-1897.html
ブログに訪問ありがとう。
>仏道において人を切る刀を所持するは仏の道にあらず
神道においては神聖なものとして祀られたり奉納されたり、三種の神器の一つだったりしますよね。
その扱いが真逆に異なることに、いまさらに気が付きました。
いつもコメントありがとうございます♪
家康が天下をとった時代には既に平和な世の中ですが、
基本的に「無駄な殺生はしない」と言われている仏教でも
↓それ以前の時代の僧侶は結構ゴリゴリなのが多かったですね。
https://www.touken-world.jp/tips/40410/
https://www.touken-world.jp/tips/40472/
「剣」について関連して神話や説話などに登場する剣のお話
もあったので、ついでに貼っておきます。
https://www.touken-world.jp/mythology/
※リンク先は刀剣ワールド。
僧兵がいましたね。殺生が云々とか言っていられるのは平和だからという事なんでしょうか。
刀剣ワールド、面白いサイトですね。
日本の歴史って面白いですよね。
刀剣ワールドのサイトは暇な時にちょこちょこ拾い読み
してみると楽しいかも知れません。(´∀`=)